顔のむくみの原因は「肌」!?小顔美人に導くデトックスの重要性を研究員が解説

心と体

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2020.07.14

美肌は女性たちにとって永遠のテーマ。新しく開発された化粧品が次々に発売される中、肌にとってよいものを「与える」ことばかり考えていませんか?ターンオーバーを繰り返す肌からは「不要なもの」が日常的に排出され、肌に蓄積され続けています。

株式会社イプサが行った調査によると、9割以上の女性が「蓄積された不要なもの」を正しく「デトックス(排出)」できていないことがわかりました。デトックスを行うことで、慢性的な肌の悩みが解消したり、本来のみずみずしく清潔感に満ちた肌に変化していくなどの嬉しい効果があるんだそう。そこで、調査結果と毎日のデトックスケアの重要性について、研究員の方にお話を伺いました。

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不要なものが溜まっているサイン「むくみ」のケアしてる?

出典:www.ipsa.co.jp

まず、むくみを感じることが多い身体の部位について質問したところ、「ふくらはぎ」(57.4%)が最も多く、次いで「顔」(39.1%)に回答が集まりました。むくみを実感しやすい「ふくらはぎ」のデトックスケアは、日常に取り入れて行っている人が多いことがうかがえます。

一方で、「顔」のむくみついては、約7割の女性が「(顔のむくみは)一時的なもの」(67.3%)と捉えており、日常的なデトックスケアを疎かにしがちであるようです。顔のむくみに対してはもっと日常的な“デトックスケア”への意識を高く持つ必要がありそうですね。

【調査概要】
「現代女性が溜め込みがちな“肌に不要なもの”と“デトックス習慣”に関する調査」
調査期間:2020年4月28日(火)~5月1日(金)
対象:全国の20~40代前半の女性 1000名
調査方法:インターネット調査
調査会社:株式会社ネオマーケティング

「肌測定に関する調査」
調査期間:2019年8月9日(金)~12月1日(日)
対象:イプサ店頭で肌測定を受けられたお客さま 37,785名
調査方法:IPライザーによる測定
調査会社:株式会社イプサ

肌測定から判明!現代女性の2人に1人が「肌に不要なもの」蓄積リスク高

出典:www.ipsa.co.jp

さらに、35,000人以上の測定データから、半数以上の女性が「蓄積リスク高」(54.9%)と判明。その上、3割近くが「蓄積予備軍」(25.3%)だとわかりました。

ここでの蓄積リスクは、肌測定器(IPライザー)による肌測定結果に加え、ひとりひとりの生活環境や生活スタイルなどを複合的に判断し、肌に不要なものをため込むリスク高さを判定したものを指します。

蓄積予備軍を加えると7割以上の女性が、肌に不要なものを多くため込むリスクが高いという結果に! 肌への蓄積リスクが高い現代の女性にとって、毎日の“デトックスケア”が重要であることがわかりますね。
(※測定期間2019年8月9日~12月1日)

“デトックスケア”を行っている女性はわずか1割!?

出典:www.ipsa.co.jp

顔の不要なものに対するケアについて調査では、「顔のむくみケアを行う頻度」について質問したところ、「毎日」行っている人は1割程度しか居ないという結果に(11.9%)。

さらに、「具体的に実践しているケアについて」の質問では、むくみケアとして重要な“デトックスを意識したスキンケア”を行っているという女性はわずか1割(11.6%)ほどにとどまることが明らかになりました。毎日肌の“デトックスケア”を行う重要性について、まだ多くの女性の理解が十分ではないことがうかがえます。

夏は特に「肌に不要なもの」が溜まりやすい季節

出典:www.ipsa.co.jp

夏は紫外線によるダメージが大きく、特に肌に“不要なもの”が溜まりやすいシーズンであるといえます。しかし調査により、7割以上の女性が「夏は特に肌に“不要なもの”が溜まりやすいことを知らない」(70.5%)という事実が明らかに。

これに対して、IPSA研究員の加治屋 健太朗氏は「ここ10年、夏場の紫外線量は年々増加傾向にあります。紫外線に当たる機会の多い夏場は特に、毎日のデトックスケアを念入りに行うことで、むくみや肌荒れに悩まされない肌を目指せます」と、語っています。

顔のむくみ、最大の原因は?

出典:www.ipsa.co.jp

夕方などに足のむくみを実感することがあるかと思いますが、そんなときは、気付かないうちに実は顔もむくんでいます。肌にとって不要な水分とタンパク質が溜まることで引き起こされるむくみを放置すると、肌あれなどの様々な肌トラブルにまで発展してしまうことも。

この原因のひとつは、「リンパ管の機能低下」にあります。むくみや肌あれのない肌を手に入れるためには、もろくなったリンパ管を修復、強化して、肌に蓄積された不要なものの排出をスムーズにすることが重要です。リンパ管のダメージを防ぐ対策として具体的に心がけたい3つのポイントは「紫外線の予防」、「適度な運動」、「塩分を控える」こと。

中でもここ10年、夏場の紫外線量は年々増加傾向にあります。紫外線に当たる機会の多い夏場は特に、毎日のデトックスケアを念入りに行うことで、むくみや肌荒れに悩まされない肌に近づくことができますよ。一見無関係に思える「肌あれ」と「むくみ」には深い関係があり、デトックスケアこそ小顔美人への近道なんですね。

教えてくれたのは…

出典:www.ipsa.co.jpIPSA研究員
加治屋 健太朗 (かじや けんたろう)さん

「イプサのデトックス研究」はこちら

「IPSA公式サイト」はこちら

私たちの肌に日々溜まり続ける不要なもの。それは、美しい肌にとって必要不可欠なはずの「水分やタンパク質」が肌の中で役目を終えた後に排出されず、肌深部に蓄積してしまったものなんですね。

不要な水はむくみを引き起こし、不要なタンパク質は炎症の原因となって肌のターンオーバーに影響することも。慢性的な肌悩みを解決するために、これまでのように「与える」だけでなく、まずは肌に蓄積された不要なものをデトックスケアにより「取り除く」ことで、むくみのないスッキリとした小顔へと導いていきましょう。

文/鈴木杏

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

鈴木杏

鈴木杏

研究機関の秘書を経て、現在は子育てしながらライターをしています。夫の影響でアウトドア好きになり、今ではキャンプ歴も20年に!キャンプに関する情報や生活に役立つ情報をお届けしていきます。

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