泡盛のほかにもテキーラやホワイトリカーなども◎

漬け込み後1カ月のパッションフルーツ酒

香りも甘みも濃厚なパッションフルーツ酒は、炭酸水割りがとてもよく合います。南国の香りを感じながら、さわやかな炭酸があわさり自宅にいながら海外にいるような気分が味わえそうです。

今回はベース酒として泡盛を使いましたが、テキーラやホワイトリカーなどを使うのもおすすめです。パッションフルーツには、カロテンが豊富でアンチエイジングや免疫力の向上も。また髪の成分にいいといわれているビタミンB6も含まれているので、美容が気になる夏にはぴったり。

保存容器は100円ショップで購入可能

手作り酒で気を付けたいのが瓶選び。長期保存することを考えると、カビや腐敗を防ぐためにも、空気に触れさせないようにしっかりと密閉できるものを選びましょう。途中で漬け込んだフルーツの果肉を取り出すことを考えると、広口のものがおすすめです。中身が直接触れることを考えると、蓋は金属製のものよりもガラスタイプのものがいいでしょう。

サイズに関しては、全体の約8割程度におさまるように、少し大きめのサイズを用意します。『体にうれしい果実酒・野菜酒・薬用酒200』は、800ml、1L、1.4Lを使用しているので参考にしてください。保存容器は、100均などに行くと200円から300円ほどで売られていることもあります。保存容器が手軽に手に入るのは助かりますね。

夏場の果実酒、保存場所に要注意

果実酒は風通しの良い冷暗所で15度以下のところに置くのがベストです。しかし、夏は部屋の温度が上昇しやすく、日中誰もいないときに高温になっている可能性もあります。もし心配な場合は、冷蔵庫に保存するなど、気を付けましょう。シンク下に関しては、湿気がこもりやすいためおすすめできません。果実酒は、見た目がきれいなことから、子どもがジュースと間違えてしまう可能性があります。小さな子がいるご家庭では、子どもの手の届かないところに保存するようご注意ください。

ドラゴンフルーツ、プラム、ブルーベリー、桃、ラズベリーなど夏の果実酒づくり

出典：www.shuwasystem.co.jp『体にうれしい果実酒・野菜酒・薬用酒200』
出版社：秀和システム
著者：福光佳奈子

パッションフルーツ以外にも、夏におすすめの果実酒はこちら。ドラゴンフルーツ酒、プラム酒、ブルーベリー酒、桃酒、ラズベリー酒、さくらんぼ酒、ネクタリン酒、メロン酒など。作り方は、それぞれ『体にうれしい果実酒・野菜酒・薬用酒200』で紹介されています。今が旬のフルーツを使って、いろんな種類の果実酒づくりに挑戦してみてくださいね。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。