自宅での食事増加にともない、料理を負担に感じる人が増加!
ベースフード株式会社が全国の20歳以上の男女に対し行った、コロナ禍をうけての「自宅での食事」についての意識調査によると、「新型コロナウイルスの影響で、自宅で食事をする機会は以前よりも増えましたか」という質問に、約半数近い人が自宅で食事をする機会が増えたと回答しました。
さらに、「料理をする機会が増えた」と答えた人に対して「新型コロナウイルスの流行前と比べて料理を『負担』だと感じていますか」と質問したところ、あわせて58%が「やや負担に感じる」「負担に感じる」と回答しました。
やっぱり献立を考えるのが苦痛?
【料理に関して負担に感じることは?】
①献立を考えること
②食材の購入
③調理行程
④栄養バランスを考えること
⑤後片付け
⑥時間がかかること
料理に関する負担は?という質問には献立を考えなくてはいけないという点がダントツでした。
料理は手間暇がかかり面倒である一方で、自粛期間中、【デリバリー、宅食サービス、お取り寄せの食事、食材宅配サービス等】を70%以上が「利用しなかった」という意外な調査結果もわかりました。
デリバリーや宅食サービスといったものを頼るばかりでなく、「家族や自分の健康のためになるべく栄養バランスを考えて自分で作りたい」と考えた人が多かったようです。
自分でなるべく作らなくちゃいけない、でも献立を考えるのが苦手、苦痛と感じている方は、次項からの解決策を必見です!
【2割献立】パターン固定で思考する時間を大きく削減!
献立を考えることが億劫に感じる大きな要因として、「考える・調べる・探す・迷う」の4つを無駄に思考しなくてはならないからではないでしょうか。
この無駄時間を削減するためおすすめなのが2割献立です。
2割献立とは?
2割という数字はニュアンスで前もって大まかなジャンルをパターン化しておくことを指しています。
①2割献立のパターンをいくつか用意しておく
【具体例】
●主食:パン、ごはん、炊き込みごはん、おかゆ、雑炊、リゾット、パスタ、うどん、蕎麦、そうめん、焼きそば、お茶漬け、シリアル
●主菜:たまご(和風)、たまご(洋風)、魚(和風)、魚(洋風)、肉(和風)、肉(洋風)、豆類
●副菜と汁物:
(副菜)和え物、サラダ、酢の物、煮物、炒めもの
(汁物)味噌汁、中華スープ、洋風スープ、和風スープ、お吸いもの
(その他)ヨーグルト、果物、牛乳、コーヒー、紅茶、ジュース
②曜日ごとの目安として、そのパターンを振り分ける
7日分×2週間の合計14パターン作っておくと毎日迷わずに献立を組め、メニュかぶりもありません。
③具体的なメニュー名を当てはめていく
自分のレパートリーを一覧にして作っておくと便利!
前もって大まかなことを決めておき、その日の都合や好みに合わせて臨機応変に変えられるので多くの人に使いやすい裏ワザではないでしょうか。
詳しくはこちらから!
【2割献立で食事のしたくをラクに】時間のあるときに家事種まきを。
【見える化する】ホワイトボード+2割献立で最強に!
献立作りは自分のレパートリーを1つ1つ思い出しながら、あれこれ考える必要があるので時間がかかってしまいますよね。
ならば自分の作れる料理、献立を思い切ってホワイトボードにリスト化してしまいましょう。
自分の作りやすいメニューをマグネットに書き、貼っておいてください。それをもとに毎日の献立を組み立てていくととても便利です。
みんなが見える場所にボードがあるので、メニューの候補が家族にも一目瞭然。家族の「これが食べたい!」といった意見も聞きだしやすくなります。
このホワイトボードのメニューと前もって大まかなパターンを決めておく2割献立を組み合わせれば、最強! 毎日の献立を考える負担が減るかもしれません。ぜひお試しください。
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『名もなき家事』の負担を軽くするために実践していること
【非日常感で楽しむ】いつもの食事にイベント感を出してみよう
料理は毎日することだから、なるべくラクに済ませたいと考える人も多いかもしれませんが、ラクを追求しすぎると食事は楽しくありません。そういうときは非日常的な食事を演出することで、献立作りの苦痛を楽しみに変えてしまいましょう!
①「なつかしい」さを演出
・住み慣れた地元の郷土料理
・実家でよく出てきたお惣菜
・人気だった給食メニュー
②「プチ贅沢」で楽しむ
・家族でよく行くファミリーレストランの料理を再現
・今流行りのスイーツを家庭で作ってみる
・フレンチや懐石料理など特別な日に行くお店の料理を一品だけ作る
③「憧れ」を演出し非日常感を味わう
・いつか行ってみたい国の料理を作る
・過去に旅行した街や国の料理を作る
・絵本や小説に出てきた料理を再現する
手間暇はかかるかもしれませんが、献立を考えることが苦痛ではなく楽しみに変化するかもしれません。いつもの食事がイベント的になり、家族の会話が盛り上がりそうですね。
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献立がラクに決まる! 3つのキーワードで食卓を楽しくしよう。
毎日の献立を考えるのは大きな負担、苦痛と感じる人も多いはず。前もってパターンを作ってしまう2割献立とホワイトボードにレパートリーをリスト化していしまう技を組み合わせて少しでもメニュー作りをラクにしてみましょう。そして、余裕のある日は献立を考えるのがワクワクような非日常的な食事を作って、苦痛ではない料理を楽しみましょう。
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