妄想が止まらない!年下美青年との恋愛にドキドキ・きゅんきゅんできる恋愛映画3選

カルチャー

www.tc-ent.co.jp

2020.07.23

一度は経験してみたい!? 年下男性との恋。「10歳以上の年下の男の子との恋愛ってどんな感じだろう……」と妄想している皆さん。そんな恋愛願望を刺激してくれる、年下男子との恋愛映画を3本ピックアップしました。

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シングルマザーと16歳年下の恋人の恋物語『理想の彼氏』

出典:warnerbros.co.jp© 2010 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

サンディ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、ダンナの浮気がきっかけで離婚した40歳のシングルマザー。心機一転、働くママとして活動を開始したとき、近所で暮らすアラム(ジェスティン・バーサ)にベビーシッターをお願いすることに。そのうち、彼といる時間が心地よく、いつの間にか恋人関係に。しかし、16歳という年齢差がサンディの気持ちにブレーキをかけてしまう。

何人もの男性とお見合いしたけれど「いい人がいない」とションボリしているときに、側にいるアラムの好青年ぶりに惹かれていくサンディ。でも年齢差が16歳ゆえ、お付き合いできても周囲の目が気になってしまうんですね。

この障害を二人はどうやって乗り越えるのか。年下男子との恋の悩みがリアルで、サンディの気持ちに共感できるだけに、本当にやきもきしてしまう、年下男子とのラブストーリーの良作です。

『理想の彼氏』
発売中/Blu-ray/DVD /ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

 

年下男子に振り回されて頭の中が大混乱!『脳内ポイズンベリー』

出典:www.toho.co.jpⒸ水城せとな/集英社
Ⓒ2015 フジテレビジョン 集英社 東宝

ライターのいちこ(真木よう子)は、気になっていた年下男子の早乙女(古川雄輝)と偶然再会。「チャンス!」と思うものの「話しかけよう」「いや引かれるだけだ」といろんな考えがぶつかりあって脳内カオス状態。結果、声をかけて食事へ行き、お付き合いに発展します。しかし、彼に年齢を伝えたら「ないわ~」とドン引きされるなど、いちこの恋心は右往左往しっぱなしで……。

水城せとなの同名漫画の映画化。いちこの脳内の感情たち、ポジティブ(神木隆之介)ネガティブ(吉田羊)記憶(浅野和之)衝動(桜田ひより)脳内会議の議長(西島秀俊)は、いちこの心が揺れるたびに脳内でミーティング。いちこに指示を出しているのですが、彼女が優柔不断なのでいつも会議がヒートアップするのが面白い!

 傷つきたくないから年下男子との恋に躊躇したり、年齢と共に自己評価が下がっていったりという、いちこの気持ちには共感。脳内の感情を擬人化するという奇想天外な設定ですが、物語やセリフはけっこうリアルでささります。

『脳内ポイズンベリー』
発売中/スタンダート・エディション:DVD1枚組/発売元:フジテレビジョン 販売元:東宝

抑圧された恋愛欲が年下男子の求愛で暴走していく『ピアニスト』

出典:www.tc-ent.co.jpⒸ2001 Wega Filmproduktionsgesellschaft MBH / MK2 SA / Arte France Cinema/ Les Films Alain Sarde.

厳しい母に育てられたエリカ(イザベル・ユペール)は、恋愛経験もないまま中年になり、ウイーン国立音楽院のピアノ教師に。そんな彼女に求愛してきたのが美青年ワルター(ブノワ・マジメル)。彼女に熱い思いをぶつけてくるワルターにエリカはある手紙を渡します。そこにはエリカの秘密が綴られていました……。

厳格な母に私生活を支配されてきたエリカが、突然年下の美青年に求愛されて、大いにとまどってしまう気持ちはわかります。うれしい反面「どうしたらいいの」と思うでしょう。でも拒絶しても言い寄ってくる彼に心を開いたエリカが明らかにした恋愛観には仰天!めちゃくちゃ歪みまくっていたからです。

けっこう変態チックなエリカ。さまざまな欲望を抑圧されてきたゆえに、ワルターの告白でたかが外れて、極端な性への欲望が爆発したのです。アブノーマル系の恋愛映画ですが、たまにはこういう超個性的なラブストーリーも刺激になるかもしれません。

『ピアニスト』
発売中/Blu-ray/DVD/発売・販売:TCエンタテインメント

出典:www.tc-ent.co.jpⒸ2001 Wega Filmproduktionsgesellschaft MBH / MK2 SA / Arte France Cinema/ Les Films Alain Sarde.

リアルに年齢差に悩む恋愛映画から、ヒロインの歪んだ恋愛観を描く映画まで、バラエティに富んだ3作品。ぜひ楽しんでくださいね。

(構成・文:斎藤 香)

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著者

kaori saito

kaori saito

映画雑誌の編集者を経てフリーライターになり、現在webサイトを中心に取材執筆活動をしています。新作映画を続々紹介していきますので、よろしくお願いいたします。

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