【勝間和代x川村真木子】女性も収入を得ることがパートナーのウツ予防に!?女性の仕事選びで重要なことは

ライフスタイル

2020.08.17

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女性が男性レベルの収入を得るにはどうすればいい?

勝間:労働規制を日本の政治家が引くとは今のところ思えないですよね。
そうすると、男女で差別されない、搾取されない職を選ぶことがとても大切になります。
具体的に言うと、実力が反映される自営業や営業職が女性に向いています。営業は男性だろうが女性だろうが売っているもの、サービス、タイミングなどが良ければ売れますから。

例えば芥川賞作家とか直木賞作家って男女差ありませんよね。受賞者は女性のほうが多いくらいです。それは何を意味するかというと、私たち本を買うときに、それが男性作家女性作家なんてどうでもいいですよね。面白いかどうかだけで決めますから。
こんな感じで、本人の性別が全く関係ない仕事のほうがいいです。

川村:私自身もキャリアのほとんどが営業職だったので、女性でもシングルマザーでも長く働き続けることができたという面が否めないと思っています。

勝間:女性に人気の仕事は、女性ばかりで仕事しやすそうに一見見えますが、実は供給過多になっていて、賃金的に不利になるので避けたほうがいいです。
しかも、成果が見えにくいから、給与交渉もしにくい。女性同士の圧力もあって、みんな低賃で我慢しているんです。

川村:女性でも活躍できる仕事に就くって、すごく大切なことだと思います。一方で社会全体で見たときに男女差のない仕事に女性すべてが向いているわけじゃないですよね。営業が性格的にできない、向いていない人だっていると思います。
そうすると長期的に見たときは、様々な仕事に女性がついていないと、男女差別はなくならないのでは?と思うんです。

勝間:それは法規制しかないんですよ。日本ではなかなか実現しませんが。

世の中の職業の3割位は男女差がない職業なので、残りの7割から探すよりは3割から仕事を探せばいいんじゃないかな?
自信を持って、競争の成果がちゃんと客観的に見られる市場に出た方がいいと思います。

勝間和代さん、川村真木子さんプロフィール

勝間 和代さん
東京生まれ。3女の母。
経済評論家、中央大学ビジネススクール客員教授。23歳で公認会計士試験に合格。監査法人、外資系銀行、大手コンサルティング会社での勤務を経て独立。著書に『勝間式 超ロジカル家事』『ラクして おいしく、太らない! 勝間式超ロジカル料理』など。最近は家事にも「ロジカルシンキング」を取り入れ簡単でコスパのいい方法を実践している。

川村 真木子さん
奈良県生まれ。一児の母。高校時代に渡米、UCバークレーを卒業する。卒業後、米投資銀行ゴールドマンサックスを経て米大手投資会社に転籍。4万人のフォロワーを抱える社会派インスタグラム@makikokawamura_が人気。

【勝間和代x川村真木子】対談
第1回目:母親になってから窮屈だと感じたことがある人へ

第3回目:ブランクがあっても諦めないで!女性の社会復帰で必要なものは1つ

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