あなたは大丈夫?マスク汗あれ危険度チェック!
ゴールデンウイークを過ぎてから、マスクに触れる部分の皮膚がかゆい、赤くなるなどの症状を訴える人が増えています。
夏場、体をゴシゴシ洗ってしまい保湿をしないと、皮膚が傷んでバリア機能が低下します。そこに汗をかくと、汗に含まれる成分であるアンモニアや塩分などが刺激となり、かゆみが起きたり、チクチク、ピリピリといった痛みが生じたりする、汗による肌トラブル「汗あれ」を起こすことが多くあります。
この状態が、マスクをすることによって顔で起きているのが「マスク汗あれ」です。
例年汗あれは、首、腕やひざの内側、ウエスト部分などに起こりやすい肌トラブルですが、今年のようにマスクを着用すると、顔のマスクで覆われた部分にも「汗あれ」が起こりやすくなります。受診されるのは女性が多いのですが、お子さんや男性も注意が必要です。
今は大きなトラブルもなく大丈夫という方も、もしかすると肌あれリスクがあるかもしれません。こちらのチェックリストで確認してみましょう。チェックが多いほど「マスク汗あれ」リスクが高いので要注意です。
今すぐチェック!【マスク汗あれ 肌トラブル危険度チェック】
下記の中で当てはまるものはいくつありますか?
□汗をかきやすい
□敏感肌だと思う
□肌がかぶれることがよくある
□汗をかいても拭かない
□マスクをしている時間が長い
□マスクを動かしてしまう
□マスクのサイズが合わない
□暑いところでマスクをする
□スーツなどの涼しくない服装でさらにマスクをする
ムレているから肌が潤っているのではない!「マスク汗あれ」の理由
マスクの中は湿気が多いので保湿されていると思いがちですが、肌が潤っているということではありません。
マスクをすることで、皮膚の角質層がふやけた状態になります。マスクを外したとき、角質層の水分が蒸発して皮膚が乾燥し、肌のバリア機能の低下につながります。その状態でまたマスクをすると、マスクの繊維や汗の成分が刺激になり、「マスク汗あれ」が助長されるスパイラルに陥ります。
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