30代後半からお肌が変わる!?若い頃とは違う年齢肌ならではのお悩みとは
今のままのスキンケアで充分だと思っていませんか? 歳を重ねるにつれ、お肌の状態はどんどん変化していきます。
メイクを落とさずに一晩寝ても良好なコンディションをキープできる若い肌と比べ、特に40代以降のお肌はストレスや不調が現れがち。あるデータによると、20代の肌の水分量を100%とすると40代は80%台にまで下降し、皮脂量にいたっては半分程度にまで落ち込んでしまうのだとか。
株式会社オーブス(https://orbs-i.co.jp/)が35歳以上の女性を対象に大人女性の肌ケア事情についてたずねたアンケートによると、「若い頃の肌と比べて今の肌は、どのような変化が感じられますか?(複数回答可)」の質問に対し、「シミが目立つ」という回答が最も多く61%でした。
次いで「たるみが目立つ(40.3%)」や「小じわが増えた(39.8%)」など年齢肌に多いお悩みが続き、くすみや乾燥が目立つなど肌のコンディションそのものに不満を感じている回答も目立ちました。
次に何歳ごろからその肌悩みが現れだしたのかたずねたところ、7割以上とほとんどの女性が「30代後半~40代前半(46.4%)」、「40代後半~50代前半(29.5%)」と回答しました。
30代後半から40代にかけては肌のターンオーバー周期が長くなったり、若い時に浴びた紫外線の影響が徐々に肌表面に現れ始めるようになります。さまざまなタイミングが重なり不安定になりがちな年齢肌こそ、「基本のケア」できちんと整える必要があるんですね。
年齢を重ねるごとに肌の水分量は低下!多くの女性が保湿ケアを意識
「美肌」をかなえる絶対条件は、水分量と油分量の絶妙なバランス。このバランスが「8:2」であることが理想的です。
ちなみに人間の肌の水分量は40%~50%程度がベストですが、実際はそれよりやや低めとされていて、さらに歳を重ねるとどんどん乾燥が進行していくため、乾燥を実感する前に適切なお手入れが重要なのです。
アンケートでは、「20代と比べての肌の水分量の変化」についてもたずねました。実際、なんと8割以上とほとんどの女性が「(20代と比べて肌の水分量が)減ったと感じる(49.5%)」、「少し減ったと感じる(33.2%)」と回答する結果に。
どんな時に乾燥を感じるかという質問には、「以前は冬の時期に乾燥を感じたが、今は年中乾燥しているように感じる(40代/会社員)」、「夕方、鏡を見たとき(40代/会社員)」など、乾燥しやすい秋冬に限らずさまざまなシーンで肌の水分量の低下を感じる人が多いことが分かりました。
実際、「20代と比べて今のスキンケアはどのように変化しましたか?」というアンケートには「保湿クリームを使うようになった(41.5%)」、「美容液を使うようになった(23.1%)」、「高級なスキンケアアイテムを使うようになった(11.6%)」などの回答が。
多くの女性が自身の肌状態を意識し、年齢に合わせた年齢肌ケアに力を入れているのがわかります。
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