まとめ買い後の「運ぶ作業」を最速&ラクにする方法|家にはあまり置かない大活躍アイテムとは

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2020.08.03

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台車を選ぶときは「必要な収納スペース」「頑丈さ」「必要な大きさ」をチェック

私が使っているのは「フラットカート」(花岡車輌)という商品です。8,000円ほどで少し高めではありますが、車輪もハンドルもたためてフラットになるのが特徴。畳んだ後は、8cm幅の板状になるので、ちょっとしたすき間に立てかけておくことができます。

過去には100円ショップのキャスターやワイヤーネットを使って、カートを自作したこともあります。でも、重い荷物を入れるとスムーズに動かすことができなかったり、曲がってしまったりして失敗でした。

もし、他のアイテムを使って代用したい場合は、収納スペースに収まるかどうかと、荷物を乗せられる頑丈さがあるかをチェックしたほうがいいでしょう。

さらに、乗せるものにどんなものがあるかを考えてみるのも大切です。たとえば、私の場合、台車の出番はまとめ買いのときだけではありません。ネットで購入したダンボールの荷物が、まとめて複数届くことがあります。

そういうときに、重たいダンボール箱を3、4個まとめて運ぶのにも使います。それを考えると、ある程度の大きさが必要です。あまりにも小さなものだったり、台車ではなくキャスターワゴンのような段になっているものは向きません。

買いものの傾向はご家庭によって変わると思うので、このあたりを確認してみてください

台車のカスタマイズでもっと使いやすくしよう

台車はそのまま使うだけでなく、カスタマイズするとより便利です。

たとえば、持ち手の部分にS字フックをつけます。するとバッグなどを吊り下げられるようになり、一気に運べる量が増えます。

また、100円ショップなどでも購入するマイバスケットを使うのも一案です。

ビニール袋やエコバッグで買いものをした場合でも、台車にマイバスケットを置いてから入れると安定します。また、かごの中に入れることで自立するので、よりたくさんのものを入れられるようになります。

2階建て以上の戸建てにお住まいで、上の階に荷物を運びたいときにも役立ちます。台車自体は持っていけませんが、マイバスケットがあれば、階段下でカゴごと持って上に運べるのでかんたんです。

逆に、台車が使えない、または使うほどではない環境もあります。

たとえば、私が以前住んでいた東京のマンションで考えてみると、玄関から各場所までの距離が近いので台車を使うほどではありません。また、収納スペースを取るのも惜しい。そういう場合は100円ショップで購入できる、特大サイズのビニールバッグが良さそうです。

荷運びを楽にするポイントは、とにかく「一気に運ぶこと」です。ビニールバッグに買ってきたものをどんどん詰め込んで、まとめて運びます。重いものを自力で運ぶ必要はありますが、1つずつ手に持って運ぶよりはずっと楽でたくさん運べるはずです。

普通のご家庭には、おそらく台車はないと思います。でも、1台買っておくと買いもの後のプチストレスがぐっと減ります。たとえば週1回10分間かかっていたとしたら、1年では500分以上もの手間です。それが10分の1程度の労力になりますよ。
試してみてください。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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