寝ても疲れが取れない…夏の体調不良は呼吸で解消!体の疲れをとるヨガの呼吸法とは

心と体

stock.adobe.com
 寝ても疲れが取れない…夏の体調不良は呼吸で解消!体の疲れをとるヨガの呼吸法とは

2020.09.01

ここ最近は思いがけないことばかりが起こる年ですね。コロナ渦でもなんとかいつも通りの生活をしようと努力している女性たちの多くが、心とカラダの疲れを感じているはず。例年より長く続いた梅雨がようやく明け、突然の暑さにますます体は疲れてしまいそう。
自宅で過ごす時間が増えそうなこの夏、女性たちが抱える体や心の不調を、ヨガを活用して解消してみませんか? 
今回は、ホットヨガスタジオLAVAのトップインストラクター竹村さんに、自宅で簡単にできるヨガのポーズや、その効果についてお話を聞きました。

広告

呼吸はヨガの基本。ヨガの呼吸法で心とカラダを元気にしよう

今回、お伝えするのはヨガをする上で欠かせない「呼吸法」です。呼吸はヨガの基本。どんなに上手にポーズを作ることができても、そのときの呼吸法が正しくなければポーズの効果が半減してしまいます。
それくらい大切なヨガの呼吸法。ここでは日常に簡単に取り入れられる2つの呼吸法をご紹介します。

朝目覚めたときや夜眠る前に!血流が良くなり気持ちも落ち着く【カウント呼吸法】

①あぐらの姿勢で座り、手は膝の上、もしくはお腹に添える。
※呼吸をしたときのお腹の動きに意識を向けたい場合は、お腹に手を添える。このとき、肩が力まず楽に力が抜ける所に手を添えるようにする。

②4カウントかけてゆっくり吸って、吸い切ったら4カウント息を止める。
③6カウントかけてゆっくり吐き切る。

まずは、呼吸を深める練習として「カウント呼吸法」をしてみましょう。とても簡単にできる呼吸法です。数を数えながら細く長く呼吸をすることで、自律神経のバランスを整える効果がありリラックスできます。
心の中でゆっくり数を数えることに集中することで、無心になり自然と気持ちがクリアになっていきます。常に、あれこれと考えすぎてしまう方は、この呼吸法を実践して“無になる時間”を作ることをおすすめします。
また、ゆっくり時間をかけ呼吸をすることで通常より多くの酸素が体内に取り込まれるため、全身の血流が良くなると同時に、緊張した筋肉も緩むので気持ちが落ち着きます。朝起きた目覚めのときや、夜眠る前にもおすすめの呼吸法です。

<ポイント>
・背筋を伸ばしたまま呼吸を繰り返すこと!
・カウントに集中して呼吸をすることが大切なので、静かな場所で行うようにしましょう。
・カウント呼吸法に慣れ、より気持ちを落ち着かせたいときは、吐く息を8カウントかけて行いましょう。

引き締め効果に期待!カラダを内側からポカポカにする【ねじるカパラバディ呼吸法】

①あぐらの姿勢になり、胸の前で手を合わせ、背筋を上に伸ばす。

②吸ってお腹をふくらませ、吐いてお腹をへこませながら上体を右にねじる。

③吸って上体を正面に戻し、吐いてお腹をへこませながら上体を左にねじる。②と③の動きを1セットとして、計10セットを行う。最後は息を長く吐き切ってから上体を正面に戻す。

カラダを内側からポカポカにする呼吸法です。暑さばかりに気を取られがちですが、実はエアコンによる冷えや冷たいものの摂取で身体の中が冷えてしまっています。そんなときには、このカパラバディ呼吸法でカラダの中から温めましょう。
鼻から短く強く吐くことで脳に酸素が行き届き、頭をスッキリさせることができます。また、お腹をねじる動きが入ることでお腹の引き締め効果も期待できます。

ポイント
・お腹に溜まった空気を強く押し出すように、お腹を一気にへこませて鼻から息を吐きます。
・吸うことは意識せずに、一定のリズムで動きを繰り返します。
・動きを繰り返す中で背中が丸まりやすいので、背筋は上に伸ばしたまま呼吸を繰り返しましょう!

お話を伺ったのは……ホットヨガスタジオLAVAトップインストラクター竹村真紀さん

小さい頃から運動が大好きで、人と関わり、自分がずっと輝ける仕事をしたいと思い、LAVAに入社しヨガに出会う。入社後は、岡山県の新店立ち上げに携わり、神奈川県や鹿児島県、福岡県と各地で店長を勤め、2017年よりトップイントラクターに連続選出。
丁寧な誘導と時間や空間を大切にしたクラスにより、 多くのお客様から支持を得ている。

提供元:LAVA

  

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告

著者

山田かほり

山田かほり

フリーライター歴10年。読んだ人の心にふわっとした空気が流れるような記事や情報をお届けできるよう心がけています。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告