犬と猫の違い ③ 臭い
猫は元々ハンターであったため、獲物に気づかれないように自らの臭いを消そうとする習性があります。
トイレの後に砂を被せたり、頻繁に自分で毛づくろいをするのもそのためだと言われています。
そのため、猫の体は常に清潔に保たれていてシャンプーも1年に1回するかしないか程度で良いと言われるほどです。
それに対して犬は、嗅覚が優れていて犬同士臭いを使ってコミュニケーションを行うため、臭いを残そうとする動物です。
慣れてしまえば何とも思いませんが、独特の“獣臭”が不快だという人もいます。
臭いのためだけではありませんが、犬には定期的にシャンプーをしてあげることが必要です。
犬と猫の違い ④ 飼育費用
犬も猫もひとつの命ですから、ご飯やトイレなど生活に必要なものや病院代、予防接種代などには当然お金がかかります。
猫は1年間にかかる費用は約16万円と言われるのに対して、犬は2.3ヶ月に1度の頻度でトリミングも必要となることや予防接種では猫よりもワクチンの種類が多くなるため、少なくても1年間に30万円はかかるという調査結果があります。
どちらを飼うのにもお金は必要ですが、この費用を毎年払っていけるのか、飼い始める前にご家族ともしっかり話し合うようにしましょう。
共通して言えること
犬と猫の違いを紹介してきましたが、どちらにも共通して言えるのは「どちらも大切な命」だということです。
それぞれとても可愛く魅力的ですが、命を飼うということには責任が伴いますから「可愛い」だけでは済まないこともたくさんあります。
どちらも寿命も迎えるその日まで大切に愛していけるのかを、飼う前にしっかりと考えましょう。
犬や猫を飼う前に知っておいてほしいことをまとめた記事もありますので、併せて読んでみてくださいね。
(初心者でも飼いやすい犬種はどれ?初めて犬を飼う前に覚えておきたい大切なこと)
(初めて猫を飼う方へ|初心者でも飼いやすい種類はどれ?飼う前に覚えておきたい大切なこと)
犬と猫の違いを紹介しましたが、みなさんにはどちらが合っていると感じましたか?
私はどちらも飼育経験がありますが、やはりどちらも魅力的です(笑)。
ぜひ実際に触れ合う機会を作ってみて、自分に合ったパートナーを探してくださいね。
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