やることがたくさんあって「時間が全然足りない!」の声
・家事は嫌いではないが、やることがたくさんありすぎて、仕事との両立は本当に大変です。自由時間と言っても神経は休まらないです(40代:派遣社員)
・子どもがまだ2歳なので、自由時間など存在しない。仕事と家事、育児でむしろ、時間が足りない(40代:パート/アルバイト)
・仕事している主婦には自由になる時間はほとんどないと思います(40代:今は働いていない)
・休校の始まった3月1日から7月10日までの間に、家族全員が仕事や学校に行き、私が本当に家で一人で過ごせた日は2日間しかありませんでした(40代:SOHO/在宅ワーク)
・仕事がなくなったので、日中の自由時間が増えたが、主人がリモート勤務で家にいるので、完全な一人での自由時間とは言えない(30代:今は働いていない)
・趣味のピアノをしたいが、主人が在宅ワークでいる為、時間はあるが趣味を行えない(40代:今は働いていない)
慣れないテレワークで仕事をこなしながらの家事や育児との両立に、時間が全然足りない!家にいてもむしろ忙しい!と感じているという声が多くありました。また、夫も同じようにテレワークで家にいるため、「いくら家にいる時間が長くても、自由に時間を使えない」という声も。
在宅時間が増えたことで「自由な時間が増えた!」の声
しかし同時に、在宅時間が増えたことで自由に使える有意義な時間が増えた、ゆとりが生まれた、などの前向きな意見も多数ありました。
・今は働いていないのでほぼ日中は自由時間になったので、料理や掃除に手を掛けたり、資格の勉強をしたりする余裕ができた(40代:今は働いていない)
・夫に家事や育児を手伝ってもらえると自分の時間が増える(50代:SOHO/在宅ワーク)
・自宅待機時間ができたので、ゆっくり家事をしたり、子どもたちと話をする時間、自分の体力作りの時間ができて嬉しいです(40代:パート/アルバイト)
・働くと対価があって嬉しい反面、仕事をしていないと時間が自由な事がとても嬉しい(50代:今は働いていない)
・在宅勤務を主流に出来れば通勤時間が減る若しくはなくなれば自由時間が増えると考える様になった(40代:正社員)
・夫の飲み会がなくなったので、以前より早く、晩ごはんの後片付けができるようになり、ゆとりが生まれました(40代:フリー/自営業)
また、コロナにより仕事がなくなったり少なくなるなど、収入が減ったことへの不安から、このような声も。
・収入が減った分、趣味にお金が掛けられなくなったので、趣味の時間は絶望的に諦め状態です(60代:その他の働き方)
・優先したい時間は仕事です。早く仕事を探したいです(60代:パート/アルバイト)
調査結果やリアルな本音からは、仕事と家事・育児の両立のため日々奮闘してきた女性たちが、コロナ禍によって突然増えた在宅時間をどう過ごすべきか、戸惑う姿がうかがえます。
そして、コロナ禍後は「仕事時間」や「家事・育児」にあててきた時間を少し減らして「家族とのコミュニケーション」や「休息、健康」、「資格取得などの勉強時間」に、今まで以上の時間を使いたいと考えている人が多くいることがわかりました。
コロナ禍で大きな変化を余儀なくされた私たちの生活。「withコロナ時代」を前向きに生きるために、「1日の時間の使い方」を、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。
文/鈴木杏
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