βカロテンや食物繊維はとくに皮に多い!
かぼちゃに豊富に含まれるβカロテンは、体内でビタミンAに変換し、皮膚や粘膜を丈夫にするほか、視力の維持、がんの予防、免疫力の強化、アンチエイジングなど、健康を保つために重要な働きをする栄養素。βカロテンは、果肉より皮に多く含まれています。
同様にとくに皮に多く含まれる食物繊維は、整腸作用があり、便通をスムーズにします。また、コレステロールの吸収を抑制したり、老廃物などを排泄したりする作用もあり、生活習慣病予防に効果が期待できます。
かぼちゃはビタミンCも豊富。ビタミンCは、抗酸化作用があり、アンチエイジングや美肌、美白効果が期待されるほか、体の免疫機能を高める働きがあり、風邪予防にも役立ちます。かぼちゃのビタミンCは熱にも強いため摂取しやすいなどの利点もあります。
さらに、抗酸化作用があり、体内の細胞膜の酸化を防ぐビタミンEも含みます。生活習慣病や老化から、体を守ってくれる効果が期待されるほか、美肌効果もあるとされています。
また、体内の余分な塩分を排出する働きがあり、高血圧の予防や、むくみの解消に効果的なカリウムも含まれています。
種にも栄養が
かぼちゃの種には、ポリフェノールの一種である、リグナン類が含まれており、抗酸化作用や炎症を抑える働きがあります。リグナン類には女性ホルモンのバランスを整える作用もあるため、リグナン類を豊富に含むかぼちゃの種を摂取することで、過敏性膀胱や頻尿などの排尿障害を軽減する効果が期待できます。
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