むだなネットサーフィンに、時間を奪われていませんか?
私たちの日常には、たくさんの情報があふれています。
自分では見るつもりもなかったのに、気がつくと最初に調べたものからまったく違うページに飛んでいるような経験はありませんか? たとえば、昼食につくりたいパスタのレシピを調べていたはずなのに、ふと気がつくと数十分経っていて、手元のスマホには芸能人のニュース……というような。
インターネットは便利です。でも、そこかしこに“トラップ”があります。気になるタイトルに惹かれて別なページに飛ぶ。またそこでもなにか気になることがあって、無意識に開く。その負のループにはまってしまった経験はきっと誰でもあるはず。
もちろん、ネットサーフィンそのものは悪いことではありません。いろいろなページに飛んでいく過程で、たまたま素敵な情報に出会えるからです。ここで言う「むだなネットサーフィン」は、目的があったのにそこから脱線してしまうことを指します。
むだなネットサーフィンは、確実にあなたの時間を奪っています。1つひとつは小さな時間の損失かもしれません。でも、1日単位、1週間単位、1ヵ月単位と長い期間で見てみるとどうでしょうか。
本当に知りたい情報だけにアクセスする。それだけでも、今の時代、たくさんの時間を貯めることができます。
そして、そのために私がおすすめしたいのが「モーニングサーチ」という方法です。
モーニングサーチのすすめかた
モーニングサーチは、その名の通り、朝に検索の時間をとることです。事前に調べたいことを決めておき、手早く調べたら、その結果を書き込みます。
ふつうに調べるときとは違い、スタートとゴールが決まっているのがポイントです。スタートは「事前に調べたいテーマを決めておく」こと。そして、調べた内容を「メモにして残す」こと、これがゴールです。
私たちがついむだなネットサーフィンをしてしまうのは、スタートを忘れることと、ゴールが決まっていないことが原因です。
どういうことかというと、ゴールを決めていないから気になる記事に意識が飛んでしまいます。調べる作業は、検索ボックスに文字を打ち込めば終わりではありません。必要なページを探し出し、目的の答えを見つけるところがゴールです。
モーニングサーチでは、さらにその先を見ます。見つけた答えをメモするという明確な終わりを決めてあります。「メモにして残す」というゴールが大切になるのです。
また、ネットサーフィンをしているうちに、スタートだった「そもそも何を調べたいのか?」を忘れてしまうのも大きいです。スタートとなる「調べたいテーマ」をしっかり決めてメモしておくことが大切です。
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