「気がつくと数十分経っている…」むだなネットサーフィン時間をなくすモーニングサーチ習慣とは

ライフスタイル

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2020.09.07

「時間を貯める」という概念を提唱する『時間が貯まる 魔法の家事ノート』の著者、三條凛花さん。無理しない家事で幸せな毎日のアイデアを発信しています。
時間があるときの一工夫が、むだな工程をカットできるので、将来の手間をカットすることにつながり、時間を貯めることにつながります。今回は、「気がついたらあっという間に時間が過ぎてしまう」むだな時間の代名詞、ネットサーフィンの時間を減らす工夫について教えてくれました。

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むだなネットサーフィンに、時間を奪われていませんか?

私たちの日常には、たくさんの情報があふれています。

自分では見るつもりもなかったのに、気がつくと最初に調べたものからまったく違うページに飛んでいるような経験はありませんか? たとえば、昼食につくりたいパスタのレシピを調べていたはずなのに、ふと気がつくと数十分経っていて、手元のスマホには芸能人のニュース……というような。

インターネットは便利です。でも、そこかしこに“トラップ”があります。気になるタイトルに惹かれて別なページに飛ぶ。またそこでもなにか気になることがあって、無意識に開く。その負のループにはまってしまった経験はきっと誰でもあるはず。

もちろん、ネットサーフィンそのものは悪いことではありません。いろいろなページに飛んでいく過程で、たまたま素敵な情報に出会えるからです。ここで言う「むだなネットサーフィン」は、目的があったのにそこから脱線してしまうことを指します。

むだなネットサーフィンは、確実にあなたの時間を奪っています。1つひとつは小さな時間の損失かもしれません。でも、1日単位、1週間単位、1ヵ月単位と長い期間で見てみるとどうでしょうか。

本当に知りたい情報だけにアクセスする。それだけでも、今の時代、たくさんの時間を貯めることができます。

そして、そのために私がおすすめしたいのが「モーニングサーチ」という方法です。

モーニングサーチのすすめかた

モーニングサーチは、その名の通り、朝に検索の時間をとることです。事前に調べたいことを決めておき、手早く調べたら、その結果を書き込みます。

ふつうに調べるときとは違い、スタートとゴールが決まっているのがポイントです。スタートは「事前に調べたいテーマを決めておく」こと。そして、調べた内容を「メモにして残す」こと、これがゴールです。

私たちがついむだなネットサーフィンをしてしまうのは、スタートを忘れることと、ゴールが決まっていないことが原因です。

どういうことかというと、ゴールを決めていないから気になる記事に意識が飛んでしまいます。調べる作業は、検索ボックスに文字を打ち込めば終わりではありません。必要なページを探し出し、目的の答えを見つけるところがゴールです。

モーニングサーチでは、さらにその先を見ます。見つけた答えをメモするという明確な終わりを決めてあります。「メモにして残す」というゴールが大切になるのです。

また、ネットサーフィンをしているうちに、スタートだった「そもそも何を調べたいのか?」を忘れてしまうのも大きいです。スタートとなる「調べたいテーマ」をしっかり決めてメモしておくことが大切です。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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