「MCTオイル」って一体何?
近年、美容関連の記事でも名前がよく出る「MCTオイル」。名前は聞いたことあるけど何? どう使えばいいの? どんな効果があるの? そんな疑問を持たれる方も多いと思います。
★MCTオイルとは?
Medium Chain Triglycerideの頭文字をとって「MCTオイル」と呼ばれています。日本語では「中鎖脂肪酸」と訳されます。
成分の大半を中鎖脂肪酸が占めるオイルのことです。
★中鎖脂肪酸とは?
1丈夫な体をつくる役割
母乳にもふくまれている成分で赤ちゃんの粉ミルクにも入っています。抗菌・抗炎症作用で外的から守ってくれます。
2消化・吸収がはやい
他の油と比べて、消化・吸収スピードは4~5倍
消化に必要なエネルギーを使わずに済むというメリットもあります。
3体脂肪になりにくい
小腸から門脈を経由して直接肝臓に運ばれて、エネルギーとしてすべて残らず使われるため、体脂肪として蓄積されにくい性質です。
一般的にあまり馴染みのない言葉も多く、それがダイエットや美容の継続に続かない原因の方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、意味を理解していると摂取するのも納得し、楽しめると思うので、頭のかたすみに入れておいてください。
ダイエットや美容だけではなく、医療現場でも注目されているMCTオイル。人間の体を作るのにはおすすめのオイルです。しかし注意点もあるので気を付けましょう!
MCTオイルの注意点
身体に良いことはわかりました。
次はMCTオイルを摂取する際の注意点です。
ここでも知らずに摂取してしまうと、継続が出来ない原因にもなりかねないので理解しておきましょう。
1日の摂取量に注意!
はじめて飲む方は1日スプーン1杯ほどから始めましょう。大量摂取をするとお腹を壊す恐れもあります。
逆をいえば、悪玉菌の活動を抑え便通をよくする可能性もあるので便秘で悩む方にもおすすめです。
また摂りすぎはほかの油と同様に肥満に繋がるのでご注意を。
火に弱い
沸点が低いので、オリーブオイルなどのように火にかけて調理するのには向いていません。温かい飲み物やスープなどに入れるなど、混ぜる方法で摂取しましょう。
毎日続けると効果的!おすすめの飲み方は?
ダイエットや美容は1日にしてならず! 毎日気楽に続けられるのがいいですよね。
MCTオイルも毎日続けると効果的です。体質変化にもつながり太りにくい体質にも繋がります。この時期からはじめて、冬太り対策をしませんか?
★おすすめの飲み方★
1珈琲にスプーン1杯のMCTオイル
コーヒーを飲む方に一番おすすめの方法です。
1日1杯、コーヒーにスプーン1杯のMCTオイルを入れるだけ。
見た目は油が浮いているように見えますが、味にはさほど変化はないので飲みやすく続けやすいです。
2お味噌汁に1杯
食事のときにもおすすめです。お味噌汁の中にスプーン1杯のMCTオイル。ただし作っている最中のお鍋の中に入れて火にかけるのではなく、お椀に盛り付けたあとにいれましょう。
3サラダのドレッシングに
自家製ドレッシングにもおすすめです。1回ずつ作っても、作り置きでもOKです。
・用意するもの(2人分)
MCTオイル 大さじ2
酢 大さじ1
塩、コショウ 適量
レモン汁 1/4個分
上記の材料をよくまぜるだけ。分量はお好みで調整してください。さっぱりとしておいしく食べられますよ。
MCTオイルはスーパーやネットでも購入可能です。毎日の積み重ねで体質も徐々に変わってくるので、スプーン1杯からマイペースに続けてみてくださいね。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。