【五ツ星お米マイスターが教える】新米をふっくらおいしく炊くには〇〇でやさしく洗うのがおすすめ!#新米を楽しむ

料理・グルメ

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2020.10.13

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上下を返して水分を均一にすると、炊き上がりふっくら!

出典:www.photo-ac.com

 炊飯器でもおいしく炊けますが、「じつは炊飯器よりも鍋のほうが早く炊けるんです」と秋沢さんは話します。鍋で炊くときも、米の洗い方から浸水までの工程は同じ。火加減にちょっとしたコツがあるそうです。

「強火で火にかけて、沸騰後1〜2分たったら、中火にして7〜8分加熱します。そのあと弱火で12〜13分ほど加熱して、火を消して10分ほど蒸らせば炊き上がり。お鍋は、蓋がきっちり閉まり、厚手のものがおすすめですよ」

 お米が炊けたら、もうひと手間。しゃもじで十文字に切り込みを入れて、下から上へと上下を返してからやさしくほぐし、ふたをして5分ほどおきましょう。

上下を返してしばらくおくことで、お米の水分が均一になり、ふっくらと炊き上がります。おひつがあれば、このタイミングで移し替えを。おひつは先人の知恵。余分な水分がとれてベタつきがなくなり、さらにおいしく新米をいただけますよ」(秋沢さん)

新米は密閉容器に入れて、冷蔵庫で保存

 開封したら、密閉容器に入れて、冷蔵庫保存を。

「精米したときにお米のまわりに残るぬかを“粉糠(こぬか)”というのですが、粉糠は油分が多く、酸化するとくさみにつながることが。お米は生鮮食品。乾燥を防ぐために密閉性のある容器に入れて、冷蔵庫など涼しいところで保存するのがおすすめです」

 新米は旬の食材といっしょに食べるのがおすすめと秋沢さん。次回は、お米の品種ごとのおいしさと、いっしょに食べるとおいしいおかずについてお話いただきます!

教えてくれたのは

五ツ星お米マイスター 秋沢毬衣さん
東京都調布市お米館 調布店六代目。「お米を通して豊かな食卓を!」をモットーに、品種ごとのお米のおいしさを伝道中。系列店「米屋彦太郎」銀座三越店では11月8日(日)にお米の魅力を再発見する「オコメコレクション」をオンライン開催。オリジナルパックごはん2種を食べ比べながらお米談義を楽しみ、後日秋沢さんが参加者の好みに合わせてブレンドした米2合が郵送される。詳しくはサイトで

 

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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