秋の食材を使った便利な作りおき|そのままでもアレンジしても美味#フードコーディネーター進藤由美子のワンポイント

料理・グルメ

2020.10.09

食欲の秋真っ盛りの今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今回は、秋ならではの食材をつかった作りおきレシピをご紹介しようと思います。
一度にたくさん作っても保存ができ、いろいろな料理に応用が利くから飽きが来ないレシピは、覚えておくととても便利ですよ!

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そのまま食べても、さまざまな料理に使ってもおいしい!キノコのイタリアンマリネ

キノコのイタリアンマリネ

半日~1日、日陰干しにするとキノコの余分な水分が抜け、味が濃くなります

秋といえばキノコです。キノコは食物繊維が豊富で腸を整えてくれる食材です。ついつい食べ過ぎてしまうこの季節に嬉しい効果ですね。

このままマリネとして食べてもおいしいのですが、作りおきしておくとパスタやリゾット、ピザ、サラダなどに活用できます。

【材料(作りやすい分量)】
しいたけ 4~5枚
しめじ 1株
まいたけ 半株
ブラウンマッシュルーム 5~6個
エリンギ 2~3本
(その他お好みのキノコ適宜)
ニンニクみじん切り 大1片分
オリーブオイル 30~40ml
白ワインヴィネガー 30ml
白ワイン 50ml
塩 小1/2ほど
黒胡椒 適量
スイートバジル(フリーズドライ) 小1/2
オレガノ(フリーズドライ) 小1/2

【下ごしらえ】
マッシュルームやエリンギは包丁を使い、しいたけ、しめじ、まいたけは一口大に手で裂いてザルに広げ、半日から1日、日陰干しにする。こうすると余分な水分が抜け、味が濃くなります。

【作り方】
① フライパンにオリーブオイルを流し、にんにくのみじん切りを加え、火を点ける。中火でにんにくから良い香りが上がるまで焦がさないように炒める。
② キノコを加え①を絡めるように炒め合わせ、白ワインを加える。フタをして弱火で蒸す。
③ 水気が半分くらいになったら、塩・黒胡椒で調味し、オレガノとバジルをふり入れる。白ワインビネガーを加え、強火にして手早く炒め合わせ火を止める。
④ しっかり冷めてから保存容器に入れる。

保存容器に入れたら冷蔵庫で3~4日保存可能です。
イタリアンパセリなどのハーブをあしらって器に盛り付けると立派な一品に。ビネガーのほどよい酸味が食欲をそそります。

あえて味を加えずマッシュにしておくと使い方は自由自在!かぼちゃのマッシュ

かぼちゃのマッシュ

マッシャーでつぶす際にはつぶしすぎないのがコツ

かぼちゃのマッシュとモッツァレラチーズのサラダ

かぼちゃは甘煮にすることが多いのですが、あえて味を加えず煮てマッシュにして置くことで便利な素材になります。例えばマヨネーズを加えてサラダにしたり、クリームを加えてスイーツにしたり。
少し凝ったことをするなら牛乳で伸ばしてポタージュやパスタソース、ニョッキなどにアレンジすることもできます。

【材料(作りやすい分量)】
かぼちゃ 1/4個(正味350g)
塩 3本指でひとつまみ

【下ごしらえ】
① かぼちゃは種とワタをスプーンなどを使ってすくい取り、1cm厚さの適当な大きさに切る。

【作り方】
① 鍋にかぼちゃを入れひたひたになるように水を注ぎ、塩ひとつまみを加え強火にかけ、沸いたら弱めの中火にして6~7分煮る。
② ①を一旦ザルに上げ、鍋に戻し中火で水分を飛ばしマッシャーでつぶす。このときつぶしすぎないように気をつけてください。

【かぼちゃのマッシュとモッツァレラチーズのサラダの作り方】
かぼちゃのマッシュはさまざまな料理に使うことができます。
モッツァレラチーズ、ベビーリーフ、ミックスナッツ、ドライフルーツ、EXVオリーブオイル、黒胡椒、塩などを混ぜ、その上にかぼちゃのマッシュを乗せたら、簡単にできる「かぼちゃのマッシュとモッツァレラチーズのサラダ」のできあがりです。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

進藤由美子

進藤由美子

料理撮影スタジオ経営を経て、2002年より料理教室「Cooking Studio Y」を主宰。国内や海外で食関連の知識や情報を長く研究し、その成果を毎月のレッスンで発表する季節の創作料理に生かしている。大人の遊び心にあふれた自由な発想のテーブルコーディネートにも定評があり、日々の食卓に新しい彩りを添えるヒントやアイディアとともに、笑顔の広がる豊かな食空間と時間を提供する。

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