オイルに浸けておくと保存が効き、幅広いアレンジができる!焼さんまのオイル漬け
さんまの塩焼きは秋の風物詩。
そのまま食べて秋を味わうのも良いのですが、焼いて、又は煮てからオイルに浸けておくと保存が効き、サラダやパスタ、カナッペなどいろいろな料理にアレンジして楽しめます。
【材料(作りやすい分量)】
さんま 2~3本
塩 3本指で3つまみ
EXVオリーブオイル 適量
にんにくスライス 1片分
鷹の爪輪切り 1本分
ローズマリー 1~2枝
ローリエ 1~2枝
黒胡椒(粒) 4~5粒
【下ごしらえ】
さんまは頭を落とし、筒切りにし流水で洗いながらワタを取り出し、キッチンペーパーなどで水気を拭き取り、塩を全体にまぶしバットに並べ冷蔵庫で1時間ほど置く。
【作り方】
① さんまから出る水分をキッチンペーパーなどで押さえるようにして取ってから、グリルで両面焼き色が付くまで焼き、粗熱を取る。
② 保存容器にさんまを並べ、にんにく、鷹の爪、ローズマリー、叩いてつぶした黒胡椒を乗せ、EXVオリーブオイルをひたひたになるまで注ぎ入れる。
常温で1~2時間置いてから冷蔵保存する。食べるとき少し常温に置いて中骨を取り除くと食べやすい。レモン汁などをふっても美味。
【焼さんまのオイル漬けを使ったカナッペの作り方】
バゲットをから焼きして、中骨をとったさんまを乗せ、塩レモンとローズマリー、鷹の爪をあしらってオイルをかけます。お酒のおつまみとしてもおいしいですよ。
甘さ控えめ!いろいろなお菓子に入れておいしい、リンゴのコンポート
最後にリンゴを使った甘さ控えめの優しい味のコンポートをご紹介します。
使うリンゴは酸味がある紅玉やジョナゴールドがおすすめです。
水切りヨーグルトやホイップクリームと一緒に頂いたり、パウンドケーキやチーズケーキに入れ込んだりと、いろいろなお菓子に流用しても楽しめます。
【材料(作りやすい量)】
紅玉又はジョナゴールド 約2個(正身400~500g)
水 500~600ml
グラニュー糖 70~75g
はちみつ 大2
シナモンスティック 1本
レモン汁 大2
【下ごしらえ】
リンゴは、大きさによるが8~12等分にくし切りにし、皮をむかず芯とタネを取り除く。
【作り方】
① 水とグラニュー糖を火にかけグラニュー糖がとけたらリンゴを入れ、落としブタをして弱火でコトコト35~40分煮る。
② ①の鍋にレモン汁を加え、そのまま冷ます。完全に冷めたら保存容器に入れ冷蔵庫で1~2時間冷やす。皮のまま煮るとほんのりピンク色に仕上がります。
食べる際、皮の口当たりが気になるようでしたら、皮を取り除いて盛り付けても良いですね。
ホイップクリームなどと一緒に食べてもおいしいですよ。甘さ控えめなので汁ごと楽しめます。
今回は作りおきできるレシピをご紹介しました。
次回は、「塩レモン」などのおうちで簡単に作って保存できる調味料と、それを使ったお料理を紹介します。
フードコーディネーター 進藤由美子さん
フードコーディネーター、テーブルコーディネーター、料理撮影スタジオ経営を経て、2002年より料理教室「Cooking Studio Y」を主宰。国内や海外で食関連の知識や情報を長く研究し、その成果を毎月のレッスンで発表する季節の創作料理に生かしている。
大人の遊び心にあふれた自由な発想のテーブルコーディネートにも定評があり、日々の食卓に新しい彩りを添えるヒントやアイディアとともに、笑顔の広がる豊かな食空間と時間を提供する。
著書に『eat well and laugh often』、『明日もサンドイッチ』(ともにCooking Studio Y Cookbook)がある。
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