【最新】インフルエンザや風邪予防など、感染症対策にはキャンディが効果的!?

心と体

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2020.12.19

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キャンディによる口腔ケアに注目!

今までお伝えしたように、唾液は感染症対策に重要な役割を果たします。しかし現代は、不規則な生活習慣やストレス過多などが原因で、ドライマウスが急増しています。自覚的な口腔乾燥感(ドライマウス)は、20代女性で約14%、30代女性、40代女性では、なんと約26%に達していると言われています。さらに、冬は空気が乾燥するため、唾液が少なくなりがちです。
 唾液の分泌が減少すると、口腔内の免疫力の低下、口腔内細菌の増加を招きます。そこで重要なのが、「唾液力」を上げることです。

IgA出典:oral-wellness.jp

「唾液力」には、唾液の「量」と「質」の2つの面があります。
 まず、唾液の「量」を増やすことで、口腔内の保護、洗浄作用が高まります。
 一方の「質」とは、IgAなどの免疫物質の濃度のこと。唾液中の「IgA濃度」が高まることで、唾液の質(抗菌効果)が上がり、感染の水際対策につながると考えられます。

キャンディを使って「唾液力」を高められる!?

 DOMAC出典:oral-wellness.jp

 オーラルウェルネス推進委員会は、口の中で動かして唾液分泌を促進することで物理的ケアに繋がり、かつ比較的長時間口腔内に留まるキャンディに着目。物理的ケアが期待される一般的なキャンディと、有効成分による化学的ケアが期待されるアロマ成分複合体(DOMAC[ドゥーマック])(※1)を含むキャンディを使い、「IgA測定試験」を実施しました。

実験結果出典:oral-wellness.jp

「キャンディを摂取しない(安静時)グループ」、「一般的なキャンディを摂取したグループ」、「アロマ成分複合体(DOMAC)を含むキャンディを摂取したグループ」の3つのグループに分けて検証した結果、それぞれの「IgA」濃度の平均変化率については、すべてに有意差が認められました。「一般的なキャンディ」もIgAを増加させましたが、「アロマ成分複合体(DOMAC)を含んだキャンディ」の方が、よりIgA濃度を増加させたのです。

 つまり、一般的なキャンディを舐めることで、口腔内免疫物質の一つである「IgA濃度」が短期間で上がることが確認され、さらに、アロマ成分複合体(DOMAC)キャンディは,、より高いIgA分泌促進効果があることが確認されたのです。

※1:アロマ成分複合体(DOMAC)は、抗炎症作用などがある成分(D:デカン酸、O:オリゴノール、M:メチルセルロース、A:アクア、C:シナモン、シトラール、プロタミンペプチド)などの口腔ケア成分から構成。

アロマ成分複合体(DOMAC)配合タブレットの摂取により、舌苔を減少させ、舌表面の微生物が減る!

 口腔内細菌の増加は、上気道(鼻から咽頭まで)の感染増加のリスクにつながります。
 唾液の分泌が減少すると、保護・洗浄作用の減少により口腔内細菌が増加します。唾液分泌量の低下はIgA量の減少にもつながると同時に、増加した口腔内細菌への防御のために、「IgA」などの免疫機構を消費してしまいます。その結果、口腔内の「IgA」等が枯渇してしまい、感染リスクが高まるのです。

 ここでも注目したいのが、アロマ成分複合体(DOMAC)配合タブレットです。
「舌苔」は口腔内細菌のリザーバー(貯蔵庫)とも呼ばれ、口臭の原因や嚥下性肺炎の原因にもなります。舌苔が多いということは、口腔内の微生物が多いということですが、アロマ成分複合体(DOMAC)配合タブレットを7日間摂取すると、「舌苔を減少させる」「舌表面の微生物を減らす」ことがわかったのです。 

舌苔減少出典:oral-wellness.jp

 つまり、アロマ成分複合体(DOMAC)キャンディの摂取は、物理的ケア+化学的ケアにより、唾液中の「IgA」分泌量を高め、さらに舌苔を減少させ、口腔内感染、上気道感染のリスクを低減させる可能性があることがわかりました。

 キャンディは、マスクをしながらでも舐められます。ですので、会議室や満員電車、人混みなど、感染リスクが気になる時に、すぐにケアできるのも魅力といえます。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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