その1。高級ホテルのようなカレーに変身させるには?
手作りカレーを高級ホテルのような本格的なカレーにするには、トロミを出すことが課題です。そのトロミをプラスするには、カレーに「ピーチネクター」を加えることが良いとご存じでしょうか?
ピーチネクターに含まれるペクチンという成分がとろみをつけてくれるんです。ピーチネクターをプラスするタイミングは、具材を軽く炒めたとき。分量は、水1000グラムに対して、ピーチネクターが170グラムです。フルーティな甘みと酸味が加わり、深い味わいになります。まるで高級ホテルのようなカレーを自宅で手軽に楽しむことができますよ。
その2。しっかり煮込んだ2日目カレーの味が再現できる!
カレーは2日目になるとコクが増して、作り立てのときよりもおいしいと感じませんか。コクやとろみは、2日目にならないとでないもの? 実は、「すりおろしたお餅」を加えることで、作り立てのカレーにもコクやとろみをプラスすることができるんですよ。
コクやとろみが出る秘密は、お餅に含まれるでんぷん質やもち米の糖分が、コクやとろみを出してくれるんです。
すりおろしたお餅をカレーに加えるタイミングは、具材を煮込み、火を止めて市販のルーをしっかりと溶かしたあと。火をつけるのは、すりおろしたお餅を加えてよく溶かし混ぜてからです。5分ほど煮込むと、長時間煮込んだようなとろっとしたカレーのできあがりです。煮込むことなく、あっという間にコクやとろみがつきます。
その3。野菜の捨てる部分を無駄なく使い切りコクを出す!
料理に使う野菜の切れ端や皮、芯の部分は、栄養があることは知っていても、活用法がわからない方もいるのではないでしょうか。野菜の皮や切れ端は、「ベジブロス」と呼ばれ、栄養が満点なんです。そんな野菜の皮を使ったべジブロスの活用は、カレーに使うとコクをプラスしてくれるんです。
100均などで売られている水切りネット1枚に剥いた皮や芯を入れて、お鍋に水を入れたら、そのべジプロスを入れた水切りネットも一緒に入れて煮立て、出汁を作ります。その出汁を使ってカレーを作ると、野菜の皮や芯も使い切れて、短時間で煮込んだようなカレーが楽しめます。
カレーは、子どもから大人まで大好きな料理ですね。短時間でカレーにコクをプラスする裏ワザをご紹介しました。おいしいカレー作りにぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
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