クリスマスと言えばローズマリー!
ハーブが一年のうちで最も売れる時期は、まさに今、クリスマスシーズン。
老舗ハーブ農場、ポタジェガーデンの法人営業を担当してる私は今がイチバンの繁忙期なんです。
オオゼキ、成城石井、無印良品 銀座、ナショナル麻布、信濃屋など お得意様先にハーブ発注増量を提案したり 新しい顧客との商談も立て続けに入っているので 夫へのX’masプレゼントやX’masディナー献立をまだゆっくり考えられていないのが現実。 ただし、聖夜のディナーに絶対に使いたいハーブだけは決まってます。 それはローズマリー!!
ビストロ、バル、トラットリアなどお洒落なレストランでは 『チキンの香草焼き』というメニューを目にしたことのある方もいらっしゃるかと思いますが チキン、ポーク、ラム肉などのお肉にじゃがいも、ブロッコリ、トマトなどのお野菜を添えたオーブン焼きのようなものです。 香草というのは、『香りのある草』、つまりハーブのことで、約9割がローズマリーなのです。
ローズマリーをお料理に使うと、自宅のキッチンがビストロのような香りに包まれるので、気分は青山の路地にあるビストロだったり、ミラノのトラットリアだったり……簡単に脳内トリップができますよ。
コロナ禍、海外旅行はおろか、外食すらままならない私たち。 たまには、自宅のお料理でレストラン気分や海外気分を味わってみませんか。 そんなわけで、今回はローズマリーを使ったおうちでカンタンにできるレシピ3種をご紹介します。
クリスマスディナーにおすすめレシピ1:ローズマリー唐揚げ
TBS「マツコの知らない世界」に出演したとき、マツコさんに「ローズマリー? 青のりみたいね。入れ過ぎよ!」と辛口コメントされた唐揚げですが(笑)、 適度な量に抑えたレシピになってますのでぜひお試しください。
<材料>(2人分)
- ローズマリー:2本、約10g
- 鶏モモ肉:300g
- にんにく:1片(チューブの場合小スプーン1)
- 生姜:10g(チューブの場合小スプーン1)
- 唐揚げ粉:適量
- サラダ油:適量
- 塩コショウ:適量
<作り方>
- ローズマリーを水で洗い、みじん切りにします。
- 刻んだローズマリー半分、にんにく、生姜、塩胡椒をたっぷりと鶏肉にすりこみ、約30分ほど置きます。
- 刻んだローズマリー残り半分と唐揚げ粉を混ぜて、鶏肉にまぶします。
- 油で揚げて、きつね色になったら出来上がり!
<お料理メモ>
- 油のなかに素のローズマリーを1本添え揚げすると、香りが高まります
- 下味にローズマリー醤油を適量加えるとパンチのある味わいに。お好みでどうぞ!
クリスマスディナーにおすすめレシピ2:ローズマリーの冬野菜オーブン焼き
<材料>(作りやすい分量)
- 人参:1本
- アーリーレッド:1/2 個
- さつまいも:1本
- カボチャ:1/2個
- にんにく:2片
- 生姜:10g
- ローズマリー:3本
- 白ワイン:100cc
- オリーブオイル大さじ4
- 塩コショウ:適量
<作り方>
- ローズマリー1本は枝から葉をこそぎ落とします。
- オーブンを200度で余熱します。
- 野菜はすべて2~3cmカットして、ボウルに入れます。
- 3のボウルに1とすりおろしたニンニクと生姜、白ワイン、オリーブオイル、塩胡椒を入れよく和えます。
- 耐熱皿に4を入れて、ローズマリー2本を上にふんわりおいて、200度に余熱したオーブンで45分焼いたら出来あがり。
<お料理メモ>
- 色の綺麗なビーツ、赤パプリカ、ミニトマトなど赤紫野菜を添えると華やかさが増します 。
- ソーセージやチョリソー、ベーコンなどをプラスすると、より豪華な仕上がりになりますよ!
クリスマスディナーにおすすめレシピ3:豚肉のラグーソース煮ローズマリー風味
<材料>(2人分)
- ローズマリー:1本
- 玉ねぎ:1/2個
- ニンニク:1片
- ブロッコリー:1/2個
- 豚小間切れ肉:300g
- コンソメ固形:1個
- トマト缶:1缶
- チーズ:20g
- オリーブオイル:適量
- 塩コショウ:適量
<作り方>
- 玉ねぎ、にんにく、ブロッコリは千切りにします
- フライパンにオリーブオイルを入れて熱したら、ローズマリーと1を入れて炒めます
- 野菜に火が通ったら豚小間切れ肉を入れて焼き目がつくまで炒めます
- 全てに火が通ったら、トマト缶とコンソメ固形を入れて約10分間中火で煮込みます。
- 火を止めて、チーズと生クリームを入れ、塩コショウで味を整えたら完成♪
<お料理メモ>
- 豚小間切れ肉は豚ロース肉、豚バラ肉などでも代用可です
- バター(10g)、生クリーム(20g)をチーズと共に入れると、さらにこっくり感やまろやかさがアップ!
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最近はスーパーで手軽に購入できるローズマリー。いつものお料理で焼く・煮るなどのときに少し入れてみるだけで香りが一気に華やぎ、“ごちそう”感がでますよ。クリスマスディナーに欠かせないハーブです。ぜひご活用してみてくださいね。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。