定型文をマスターしよう
前回で「あけましておめでとうございます」などの賀詞を書いたら、次は添え書きです。
添え書きとは、賀詞の次にくる文章。親しい友人なら、近況報告や気軽なメッセージで構いませんが、目上の方になら、ぜひ失礼のない定型文をマスターしておきましょう。
手書き年賀状にレッツトライ!
では、「入門編」で学んだ4つのテクニックを使って、代表的な年賀状定型文を練習してみましょう。下記画像はプリントアウトできるので、納得するまで何度も練習可能です。
おまけ 言葉の使い方にも注意!
年賀状で使う言葉の中には、目の上の人には使っては失礼なものもあるので、ぜひ知識として知っておきましょう
略語……「賀正」「迎春」などの2文字の賀詞は実は略語。
目上の人へ年賀状を送るなら「謹賀新年」「恭賀新
年」「新春万福」など。
句読点……文字の区切りを意味するため、年賀状では「お祝いを
止める、お祝いを終える」として、縁起が悪いと
されているためは使いません。
忌み言葉は使わない……死、終、戻、去、切、枯、苦、滅、失
など。「去年」と伝えたい時には「昨年」もしくは
「旧年」と書きましょう。
二重賀詞……「元旦 1月1日」のように、同じ意味の言葉をく
り返さないように。
教えてくれたのは 萩原季実子さん
ペン字講師。東京都内でペン字筆ペン教室 「my MOJI(まいもじ)」を主催。生徒は10代から60代と幅広く、多くの人の「字コンプレックス」克服をサポート。
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