文字の大きさに気をつけて!
前回までで、字がキレイになる4つのポイントや、実際に賀詞の書き方などをお伝えしました。
今回はニーズが大きい「宛名」のきれいな書き方レッスンです。
ハガキの表面・宛先の印象を決めるのは、字の美しさと文字の大きさです。今まで宛先がうまく書けないと思っていた人は、下記の文字サイズを守れば、必然的に美しい宛名になりますよ。
文字の大きさ順序
相手の名前>相手の住所>自分の名前>自分の住所
それぞれの文字の上下には、少しスペースを空けるとよりすっきりとした印象に仕上がります。
郵便番号はやや斜めに書くとキレイ!
数字を書く際には、入門編で習った漢字の4ポイントと同じように、2つのコツがあります。それは「高さを統一させて、斜めに揃えること」。
では実際に、下記画像をプリントアウトして、数字を書いてみましょう。
宛名を書いてみよう
では、「入門編」で学んだ4つのテクニックと、上記2つに注意して、実際に宛先を書いてみましょう。
下記画像は、宛先の見本です。まずはそのままなぞって、大きさとスペースの感覚を掴んだら、次は実際に送りたい人の宛先を書いてみましょう。
【大人のペン字練習帳】saita特別編集・年賀状編は、いかがでしたか? 手書き&縦書きが苦手な人も、ちょっとしたコツを掴むだけで、驚くほど美しい文字になったと思います。
教えてくれたのは 萩原季実子さん
ペン字講師。東京都内でペン字筆ペン教室 「my MOJI(まいもじ)」を主催。生徒は10代から60代と幅広く、多くの人の「字コンプレックス」克服をサポート。
これをきっかけに、ペン字や美文字に興味が出てきたら、萩原先生の著書「誰でも一瞬で字がうまくなる 大人のペン字練習帳」(アスコム)をどうぞ。ひらがなはもちろん、一筆箋や手紙の書き方などが、まとめて学べますよ。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。