アレルギーがあっても飼いやすい犬の種類は？
一言に「アレルギー」と言っても症状の度合いは人それぞれ。ペットを飼う際には必ず主治医への相談は必要となりますが、アレルギーがあっても比較的飼いやすい種類をご紹介します。
小型犬で特におすすめなのが下記の3種類です。
- トイプードル
- マルチーズ
- ミニチュアシュナウザー
トイプードルとマルチーズは毛量は多いですが抜け毛が少ないのが特徴で、アレルギー症状の原因となる毛の飛散を抑えることができます。
ミニチュアシュナウザーも抜け毛が少ない特徴に加えて、体の毛を短くカットするのが一般的で清潔に保ちやすい利点もあります。
アレルギーがあっても飼いやすい猫の種類は？
そして、猫でおすすめなのがこちらの3種類。
- ベンガル
- ロシアンブルー
- シャム
どの種類も短毛でアレルギー物質の飛散が抑えやすいと言われています。
長毛でもアレルギー物質の生産量が少ない種類もいますが、短毛種でも長毛種でも大切なのはこまめなブラッシングをすることです。
そして、最初にも書いたように自己判断はせずにかかりつけのお医者さんに相談して決めるようにしてくださいね。
マンションでも飼いやすい犬の種類は？
まず初めに“ペット禁止”の物件ではないかを確認してください。
「ペット禁止だけど動物を飼いたい」というお話をよく聞きますが、内緒で飼うことは個人的にはおすすめしません。
もし禁止なのに飼育していることがばれてしまったときはどうしますか？
動物を飼う際には「一生面倒を見られること」が大前提です。周りの環境を整えてから飼うようにしましょう。
その上でマンションなどの集合住宅で動物を飼う際に気になるのは、鳴き声などの騒音かと思います。
マンションなどで飼うのに私がおすすめするのがこちらの3種類。
- トイプードル
- ビションフリーゼ
- シーズー
トイプードルとビションフリーゼは頭が良くしつけをしやすいのがポイントです。
シーズーはおとなしい性格なので無駄吠えが少なく初心者にも飼いやすいと言われています。
どの犬種でも、しつけをしっかりしていれば無駄吠えも防ぐことができるので、近隣トラブルなどの回避にも繋がります。
2階以上に住んでいる場合は「犬の足音がうるさい」と下の階の住人から言われてしまうこともあるようですが、カーペットを敷いて足音を響きにくくするなどの工夫をしておくと犬の関節を痛めることの予防にもなるので一石二鳥です。
マンションでも飼いやすい猫の種類は？
猫でおすすめな種類がこちらの3種類です。
- スコティッシュフォールド
- マンチカン
- ラグドール
この種類はおとなしい性格が特徴なので、マンション住まいや初心者でも飼育しやすいと言われています。
ですが、もちろんそれぞれ個体差がありますので、可能であれば飼い始める前に何度かその子に会ってみると安心かもしれませんね。
飼う前に必ず確認してほしいこと
アレルギーがあったりマンション住まいでも飼育しやすい犬種と猫種を紹介してきましたが、必ず確認しておいていただきたいのが「一生大切にできるか」ということです。
どんなにかわいくてもアクセサリーやぬいぐるみではなく、ひとつの尊い命なんだということを忘れないでください。
「コロナ禍でおうち時間が増えたから」という理由でペットを飼う方が増えていますが、コロナが落ち着いたあとでも動物たちの人生は続きます。一時の感情や流れで飼うのではなく、一生付き合っていく家族なんだということを心に留めておきましょう。
また、アレルギーかもしれないという懸念がある人は必ず医師に相談してからペットを家族として迎えてください。
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