STEP1 新生活での暮らしを考える
今の暮らしの現状を踏まえて、引越し後どんな暮らしがしたいのか、具体的に目標、理想の暮らしを設定しましょう。例えば、新しいキッチンで料理を楽しみたい! 仕事から帰宅後の家事を少しでもラクに済ませたい! などといった具体的な目標や理想の暮らしを設定すれば、目標を実現させるには、「何を、どこに、どのように収納したらいいのか」と言う具体的な方法が見つかりやすいです。
STEP2 整理する
基準を決めて、いるモノといらないモノに分けましょう。新しい暮らしでも使うモノなのか、必要なモノなのか、しっかりとモノと向き合いましょう。引っ越しは整理の最大のチャンスです。家じゅうのモノを点検することはなかなか大変ですが、またとない機会なので、じっくりモノと向き合って、不要なモノは引っ越し先に持ち込まないようにしましょう。荷物が少ないほうが、引越し費用のコスト削減にもつながります。
<整理のステップ>
- 種類ごとに全部出す
- 仕分けする
- 必要なモノ・お気に入りのモノを選ぶ
また、ここで気を付けたいのが、不用品の処分です。自治体ごとにゴミの収集日が決まっているので、スケジュールを考えてできるだけ早めにモノの整理にとりかかりましょう。
STEP3 収納プラン
転居先の間取り図を確認しながら、どこで何をするか動線をチェックして、レイアウトを考えましょう。
- どの部屋で誰が何をするか
- どこに何が収納されていると便利なのか
- どの位置にあるとモノが取り出しやすく戻しやすいのか
例えば、
- 洗濯物を干すときに必要なモノはどこに収納するか
- ゴミ捨ての動線は?
- 帰宅時の荷物はどこにしまうのか?
家事動線を具体的に考えて、レイアウトを考えましょう。
STEP4 荷造り
<荷造りのポイント>
- 段ボールを積み上げる場所を確保しましょう。壁の前など梱包作業に支障のない場所がベストです。
- 使用頻度の低いモノから梱包していきます。梱包の終わった段ボールから番号を書いていくと、若い番号は使用頻度の低いモノと認識できるので、引っ越し後の荷解きもスムーズになります。
- 梱包した段ボールにはマジックで「衣類」「本」など書いておきましょう。「2階寝室」「1階和室」など運び込む部屋も書いておくと荷解きが効率的に行えます。
- 本などの重いモノは、小さめの段ボールに梱包して、1人で持ち運びできる重さにしておくと、引っ越し作業もスムーズす。底が抜けてしまわないように注意しましょう。
使用頻度の低いモノから梱包していきます。具体的には
- 部屋の奥、物置のモノ
- 押入れ・クローゼットのモノ
- CD・本・趣味のモノ・子どものオモチャ
- 季節外の服・バッグ・靴など
- 日用品・食料品のストック
- 書類・文具類(家電の取扱説明書は、引越時必要な場合もあるので別にしておく)
- 食器・食材・キッチン用品
- 日用品・洗面道具
- 衣類・靴・布団
- 引っ越し当日に梱包するモノ、自分で運ぶモノ
- 貴重品(印鑑・通帳・権利書・証券)
- いつものバッグ(財布・携帯・携帯の充電器)
- お泊りセット(当日の着替え・化粧品・タオル・トイレットペーパー)
- 荷解きに必要なカッター・軍手・ゴミ袋など
- 掃除道具
新居ですぐに開けたい段ボールには、赤のマジックで「即開封」と書いておくと、作業がスムーズになります。
引越しの荷造りは大変な作業ですが、家じゅうのモノと向き合うまたとない機会です。新生活を気持ちよくスタートできるよう、今回ご紹介した手順とコツを参考に、前向きに取り組んでください。
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