まずはマイページの確認をしよう
第1弾では大手キャリアから格安スマホなどに乗換えるときに気をつけたいポイントなどをご紹介しました。
まずは、現在契約している通信事業者のサイトからマイページにアクセスしましょう。現在の契約内容や支払い状況など詳しい情報が集約されています。
毎月の通信量(ギガ数)を把握
契約先を検討する際に、ケータイジャーナリストの石野純也さんが一番目に大事な項目としてあげていたのが毎月の通信容量の把握です。マイページには、毎月使用した通信量が記録されています。直近の月だけを確認するのではなく、少なくとも半年ぐらいのデータを見て、自分に必要な通信容量を決めていきましょう。
毎月の通信容量が2GB前後だとしたら、2GBプランを選ぶのではなくて、3GBや5GBのプランを検討するのがおすすめとのこと。容量を使い切り、追加でデータ容量を買うと高くつくので、少し余裕を持った容量プランを選ぶ方がお得です。
【自宅にWi-Fiがあるか、ないかも大きなポイント】
自宅でWi-Fi環境がある場合は、自宅にいる間はWi-Fiを通じてネット接続し、モバイル通信をしていないため、そこまで通信容量が必要でないケースがほとんど。逆に自宅にWi-Fiのない環境であれば、つねにモバイル通信状態となるので、大容量プランが必要になることを頭に入れましょう。
通話状況もチェック
マイページには、音声通話した時間やかかった料金も記録されています。自分がどれぐらい電話をかけているのかを把握し、プラン選びに反映させましょう。(アプリを使った通話はカウントされません)
通信速度を重視したい人は?
ずばり、通信速度やその安定性に優るのは大手3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)です。
格安スマホの場合、多くの人がスマホを触る時間にあたる、出勤・通学時間、お昼休み、帰宅時間になると格安スマホは通信速度が遅くなる傾向にあります。その理由は、格安スマホの事業者は自前の通信網を持たず、3大キャリアから回線を借りており、賃借料に応じて使用できる回線の幅が異なるとのこと。必要な回線設備を必要な分だけ借りているので、その分、料金を安く設定することができる反面、アクセスが集中する時間帯では、格安スマホの通信速度が遅くなってしまうのです。その点、自前の設備を持つキャリアは、どの時間帯もほとんど差がなくスムーズに通信できるのが大きなメリットと言えます。
通信速度が気になる人は大手3大大手キャリア一択かと言えば、そうではありません。「大手キャリア自身が運営しているとサブブランドやオンライン専用プランであれば、まったく同じ通信設備を使っているため、大手キャリアで契約するものと遜色ない速度と安定性が見込める」と石野さんは言います。
オンラインでの手続きなどに抵抗がない方は、auのサブブランドUQモバイル、ソフトバンクのサブブランドY!モバイル。
そして、オンライン契約専用プランのahamo(ドコモ)、povo(au)、LINEMO(ソフトバンク)を選んでみましょう。