通信量が気にせず使いたい人
自宅にWi-Fi環境がない人や屋外でも動画なども楽しみたい人、つまり通信量をたくさん使う人は「大手キャリア一択です」と石野さん。
ドコモの5Gギガホプレミア 7315円
auの使い放題MAX 7238円
ソフトバンクのメリハリ無制限 7238円
データ使用料に上限がなく、文字通りモバイル通信をし放題のプランです。こういったプランを打ち出せるのは自前の通信網を持つ大手キャリアの強みです。格安スマホ事業者の中にもデータ無制限プランを出しているところもありますが、そういったところは音声通話つきではない、データSIMに限られていることがほとんど。携帯番号で音声通話のできるプランであれば、大手キャリアを選びましょう。
その中でも注目したいのがドコモ。データ量使い放題である部分は同じですが、テザリングも含め使い放題なのはドコモの5Gギガホプレミアだけ。auとソフトバンクはテザリングについては上限があるので注意が必要です。
※テザリングとは:モバイル通信ができるスマホを介して、PC、タブレット、ゲーム機などをインターネットに接続すること
第4のキャリア:楽天モバイル
そして、2019年に第4のキャリアとして名乗りをあげた楽天モバイルも見逃せません。もともと格安スマホ事業者としてスタートしているとあって価格の安さは他のキャリアと比べて圧倒的です。
Rakuten UN-LIMIT VI 3278円(無制限の場合)
通信し放題でありながら3大キャリアの半額以下。しかも、使った通信量が1Gまでなら毎月0円という驚きのプランです。
ただ、注意したいのが自分の生活しているエリアの確認です。現在どんどん基地局を増やしているところですが、まだまだ新しいキャリアということもあって、3大キャリアのように全国どこでも安定した通信がかなうわけではないようです。無制限に使用ができるのは楽天回線エリアのみなので注意が必要です。楽天回線のつながるエリア以外になると、パートナー回線(au)に切り替わり、データ容量が5GB/月に制限されます。エリアの確認をしましょう!
家族全員で乗り換えるなら
2人目から安い Y!モバイル
大手キャリアサブブランドの高品質かつ低価格というメリットに加えて、サブブランド系や格安スマホにはめずらしく家族割の値引率が高いのがY!モバイルです。2台目以降毎月1,188円が割り引かれます。
(例)全員シンプルS契約の4人家族
主回線 父 2178円
2台目 母 990円
3台目 子 990円
4台目 子 990円
※子どもが18才以下であれば学割が適用され、1年間値引きされるプランもあり、さらにお得度アップ
家族割は、一緒に暮らす家族はもちろん、別住所の親戚もOK。さらには戸籍上家族ではなくても同住所に住んでいるカップルなども適用されます。
3人以上なら三大キャリアもアリ!
大容量プランを考えている人は、通信量使い放題プランを加入のうえ、三大キャリアの家族割を利用するのもいいでしょう。3大キャリアの場合、2台目、3台目と段階的に値引き率がアップ。
みんなドコモ割・auの家族割プラス・ソフトバンクの新みんな家族割
月々の支払いが2台目は550~660円引き、3台目以降はすべて1,100~1210円引き
ソフトバンクは同居家族、別住所の親戚のほか、同居のパートナー、シェアハウスの仲間まで割引の範囲になっているのが特徴的。そのほか、家族割が適用になる範囲は各社のサイトでご確認を。
データシェアできるプランもお得
年代や生活スタイルによって使う通信量は変わってきます。家族が使わなかった通信容量をよく使う子どもへわけるといった、家族間で通信容量をシェアできるプランもおすすめです。
・イオンモバイルのシェア音声プラン OCNモバイルONEの容量シェア リンクスメイトのデータ通信容量シェア (複数のSIMでデータ量をわけあえる形)
・マイネオのパケットシェア(家族それぞれの余ったデータ量を翌月に繰り越して分け合うサービス)
などがあります。