子どもに持たせるなら
安全面も値段も最強クラスのトーンモバイル
自制心、ネットリテラシーなどすべてにおいて成長段階にある子どもにスマホを持たせる場合、料金以外で最も重視しなくてはならないのが「安全面」です。子どもに持たせる格安スマホとして確固たる地位を築きつつあるのがトーンモバイル。子どもに特化して作られた専用スマホと制限機能の優秀さ・設定の簡単さは東京都などの9都市からお墨付き。「全国子ども会連合会」からも推奨されています。
【ポイント】
プラン料金1,100円~1,650円/月+SMSオプション(任意加入)110円/月
通信速度中速で無制限(動画視聴やダウンロード時はチケット制)
専用スマホの同時購入かiPhone端末が必要
フィルタリング&制限機能は圧倒的No1
・不適切な情報から守るフィルタリング
・親が設定できるアプリ利用制限+利用時間制限
・居場所確認
自画撮り制限(裸の写真を流出させない機能) など
その他、大手キャリアをはじめサブブランド、格安スマホ事業者も子どもの安全を守る対策をしているので、各社サイトを比較してみるといいでしょう。
エンタメフリーオプション BGLOBEモバイル
動画サービスや音楽配信サービスをとにかくたくさん利用したい中高生にぴったりなのがBIGLOBEモバイルのエンタメフリーオプションです。定額料金を支払うことで、データ量の制限なく、YouTubeなど対象の動画や音楽が楽しみ放題になるサービスです。通信速度制限中でも、対象サービスに限っては速度制限されずにスムーズにみられます。
【ポイント】
音声通話SIM料金+月額308円
対象サービス:YouTube・ABEMA・U-NEXT・YouTube Music・Apple Music・Spotify・AWA・Amazon Music・LINE MUSIC・radiko・dヒッツ・RecMusic・楽天ミュージックなど多数
自宅にWi-Fi環境がない人にもおすすめ!?
Wi-Fi環境のない人は大手キャリアのデータ無制限プランをおすすめしましたが、全体の通信量を抑えたBIGLOBEモバイルにすることで、リーズナブルな月額料金でありながら動画視聴なども我慢せず、快適なスマホライフが楽しめるかもしれません。選択肢の1つとして考えてみましょう。
親世代・シニアにおすすめなのは?
親・シニア世代の携帯料金を一度確かめてみましょう。「不要なオプションがたくさんついた契約をしている」「すごい大容量プランを契約して余らせている」なんてことも多いそうです。大手キャリアをはじめ、通信事業者各社、60才以上のシニア割やはじめてスマホに乗り換えた人を対象にした割引などがあります。
とくに、J:COM MOBILE シニア60割は、1GBとデータ量は少な目に抑え、かけ放題(5分/回)が1年間無料。音声通話が多めのシニアにぴったりのプランです。しかも3か月間のおまかせサポートも無料になります。わかりにくい設定などもオペレーターが遠隔操作などを駆使して一緒に解決してくれたり、実際に訪問してサポートしてくれるので安心です。
店舗サービスがあるのも決め手
実際にシニアが乗換えるときに手こずるのが初期設定やデータ移行です。上記のJ:COM MOBILEのように、設定サポートがある格安スマホのほかに、おすすめしたいのが実店舗のある会社です。大手キャリアほどではありませんが、全国各地に店舗を構えているY!モバイルとUQモバイルのサブブランド2社はそういった面で安心です。
そして、全国にあるイオンモールに対面サービスを展開しているイオンモバイルも気軽に立ち寄れて便利。60歳以上の方のスマホデビューにぴったりのサポート体制をととのえています。
今回教えてくれたのは…
石野純也さん
ケータイジャーナリスト
慶応義塾大学総合政策学部卒業後、出版社の宝島社に入社。IT関連雑誌、書籍の編集を経て、数々の携帯電話関連のムック編集に携わる。05年に独立してジャーナリスト/ライターに転身後は、通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどモバイルに関する幅広い企業を取材。webや雑誌などを中心に執筆し、主な著書は『ケータイチルドレン』(ソフトバンク)、『モバゲータウンがすごい理由』(マイナビ)。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。
第2弾である今回は、ニーズに合わせた料金プランの選び方をご紹介しました。生活しているスタイルや家族構成によって、チョイスするプランが大きく変わってきます。ここにご紹介した以外にも多くの選択肢があるので、ぜひ比較検討してみてください。第3弾では、とにかく安くしたい方向けの裏ワザや石野純也さん的おすすめ4社を発表します。