【親子で学ぶスマホ講座3】専門家推奨!子どもにスマホを持たせるときに決めておきたい5つルール

働く・学ぶ

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2021.04.30

いまや日本人の多くが所持し、スマホのない生活は想像できないという人も多いのではないでしょうか。しかし、いざ子どもが持つとなると、心配事は尽きません。まずは、安全に使ってもらうために、教育をすることが大切です。前回は子どもにスマホを渡す前に設定してほしいフィルタリングについてご紹介しました。今回は、スマホを利用するにあたってのルール作りについて、いまどきのスマホやネット事情に詳しいITジャーナリスト・鈴木朋子さんに詳しくお話を伺いました。

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もくじ

1.知らない人と繋がらない・会わない
オンラインゲームも要注意
2.夜は〇時まで・リビングで使用
3.個人情報をSNSにアップしない
【注意が必要な個人情報】
画像・動画にも情報がいっぱい
4.パスコードは親と共有する
アカウント・パスワード類を友人と共有しちゃダメ!
5.著作権侵害をしないこと
その他のおすすめルール
ペナルティも明確にしておくことが大事
年に1回はルールの見直しを!
今回教えてくれたのは…鈴木朋子さん
おすすめ書籍
「親子で学ぶ スマホとネットを安心に使う本」
「親が知らない子どものスマホ」

子どもにスマホを使わせると決まったら、事前にその家のルールを決めることをITジャーナリスト・鈴木朋子さんはおすすめしています。「親子で学ぶスマホ講座2」でもご紹介したようにフィルタリングをしっかり設定したあとは、親子でインターネットの危険性やマナーを確認し、スマホを使う場合のルールを決めてみましょう。今回は、鈴木さんの著書「スマホとネットを安心に使う本」にも掲載されているスマホルールをご紹介します。

1.知らない人と繋がらない・会わない

知らない人と繋がらない出典:www.photo-ac.com

不特定多数に自身の言葉を発信するSNSはつねに多くの人が行き交うスクランブル交差点のような場所。さまざまな人の言葉が行き交い、時にはダイレクトメールなど直接のやりとりに繋がっていくことも……。普段なら知らない人にいきなり心を開くことはなくても、同じ趣味を公言していたり、親近感の沸く言葉を投げかけることによって、子どもを信用させ、事件につながるようなことになることも少なくありません。インターネットは顔の見えない世界です。中には嘘でぬりかためて自分を騙そうとする悪人がいることを子どもたちにしっかり理解させましょう。まずは知らない人と交流しないこと。そして万が一、ネット上で会話を交わしたとしても決して合わないことを徹底させましょう。

TwitterやFacebook、Instagram、TikTokなどのSNS以外にも閉じたコミュニケーションツールに見えるLINEにも注意が必要です。友人に誘われて入ったグループトークから知らない人と繋がってしまう可能性があります。ネット越しの相手が交流していい安全な人物なのか、子どもに判断するのは難しいこと。だからこそ、LINEで「友だち」になるのは、実際に会ったことのある人とだけと決めておくのがおすすめです。

オンラインゲームも要注意

スマホとは別の話ですが、オンラインゲームで知らない人どうしがチームを組み、敵を倒したり、ミッションをクリアするようなゲームだと、「知らない人であっても会話をしながら1つの事柄を成し遂げるという一体感が生まれ、警戒心が薄れてしまいます」と鈴木さん。そういった出会いをきっかけに実際に会って、事件に巻き込まれるケースも増えているので注意が必要です。

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