【親子で学ぶスマホ講座6】スマホが手放せないなら「スマホ依存」の可能性大!あなたの依存度は?チェックリスト付

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 【親子で学ぶスマホ講座6】スマホが気になって仕方ない!専門家が指摘するスマホ依存
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もくじ

スマホ依存とは?
スマホ依存チェック
SNS依存
子どもの依存には注意
スマホ依存対策
子どもの場合
大人の場合
今回教えてくれたのは…鈴木朋子さん
「親子で学ぶ スマホとネットを安心に使う本」
「親が知らない子どものスマホ」

スマホ依存対策

  • 仕事中、勉強中はLINEやSNSなどの通知機能をオフ
  • 移動中はスマホを手に持ったり、ポケットに入れず、カバンにしまう
  • スマホのチェックは決められた休憩時間のみ
  • 寝室にスマホは持ち込まない
  • 就寝前の2時間はスマホを見ないようにする
  • 運動や読書など、スマホ以外の趣味を楽しむ

これらのように、スマホからなるべく離れる時間を作ることが重要です。スマホと自然と距離が保てるように、家族で楽しめる趣味やスポーツをするなど、スマホ以外の実生活を豊かに過ごすようにしましょう

子どもの場合

子どものスマホの使いすぎを防ぐには、心がけを促すだけではなかなか習慣を変えることはできません。ペアレンタルコントロール(スマホ講座2)をしたうえで、ルール(スマホ講座3)を保護者が決めるのが有効です。大人の干渉を避けるため、自室への持ち込みを希望するお子さんもいると思いますが「利用時間・使用場所の限定」がおすすめ。「リビングでのみ使用可能」「1日2時間まで」「夜9時以降は親が預かる」など、具体的で子どもにとっても無理のない実現可能なルールを決めるのがポイントです。これらのルールを理解してもらうためには、一方的な命令ではうまくいきません。「子どもも保護者とともにルールを考えること」「大人もルールを守ること」「干渉し過ぎず、見守る姿勢持つこと」が大切です。

大人の場合

スマホ依存になってしまっていると自覚して、それを改善したいと思っている大人も子どものペアレンタルコントロール同様に端末の設定から制限を加えまてみましょう。アプリを使える時間を制限したり、端末を使わない時間を設定して、スマホとの距離を保ちましょう。鈴木さんがおすすめは、端末をおやすみモードに設定し、夜に通知が鳴らないように設定すること。「通知が鳴るからスマホを触って、そのあとも各SNSを一巡したり、動画巡りなどが始まり、気が付くと時間が過ぎ去っています。そもそも夜の時間帯にスマホが鳴らないおやすみモードが手軽です」

子どもも大人も、以上の対策をこうじてみても、スマホに依存してしまうと感じる場合は、躊躇せず医師に相談し、必要な治療を受けてみてください。最近ではスマホを含めた、ネット依存に関する治療を行う病院も増えているので、自分だけではやめられない人はもちろん、スマホ使いすぎる子どもを心配する人は、深刻な状況になる前に病院へ相談してみてください。
 

今回教えてくれたのは…鈴木朋子さん

プロフィール

鈴木 朋子 さん
ITジャーナリスト・スマホ安全アドバイザー

メーカー系SIerのシステムエンジニアを経て、フリーライターに転身。SNSなどスマートフォンを主軸にしたIT関連記事を多く手がける。デジタルカルチャーを追い続け、スマホネイティブと呼ばれる10代のIT文化に詳しい。子どもの安全なIT活用をサポートする「スマホ安全アドバイザー」としても活動中。著作は『親が知らない子どものスマホ』(日経BP)、『親子で学ぶ スマホとネットを安心に使う本』(技術評論社)など、著書は監修を含め、20冊を超える。
「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ)、「スッキリ!」(日本テレビ)、「ゴゴスマ」(CBCテレビ)、「ビーバップ!ハイヒール」(ABCテレビ)、「マサカメTV」(NHK総合)、などテレビ、ラジオ、新聞、雑誌などのメディアにも出演。

「親子で学ぶ スマホとネットを安心に使う本」

親子で学ぶスマホとネットを安心に使う本出典:gihyo.jp

子どもにはじめてスマホを買い与える人は必見!
親子で学ぶ スマホとネットを安心に使う本

スマホやタブレットを使う子どもが増え、子どもがインターネットの悪影響を受けないか、ネット犯罪の被害にあわないか心配する親が増えています。本書は子どもが安全にインターネットを利用するために、親はどうすればよいかを実例を交えて解説します。気軽に読めるやさしいページ構成で、子どもが安全にインターネットを使うための方法を考えます。

「親が知らない子どものスマホ」

親が知らない子どものスマホ

親が知らない子どものスマホ
入学前にSNSでつながる中高生。心の内はLINEの「ステメ」に書く。今はLINEで行われる「不幸の手紙」。「自画撮り被害」に潜むネットの闇。Instagramが新たないじめの温床に? “エアドロ痴漢”にご用心! 入学直前、夏休み、文化祭……危ないのはいつ? トラブルの「兆し」を見逃さない! 学校生活“要注意”イベントカレンダー付き。10代のスマホライフを理解するための用語収録。

 

スマートフォンの使いすぎは、健康を害するなど身体的な影響に加えて、「依存」という形で精神的に多大な影響を与えるケースも増えています。子どもの場合は、保護者がスマホとの適切な距離感を作ってあげることが大切です。もし大人である自分がスマホ依存を自覚しているならば、端末自体に制御を加えたり、自分自身でルールを決めてしまいましょう。また、スマホ以外の実生活を豊かに過ごすこともスマホとの距離を作るいい方法です。家族で共有できる話題を見つけたり、運動や趣味を楽しむなど、家族で過ごす時間を大切にしてみましょう。

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