洗面台の鏡裏収納をドレッサーに変身!
筆者には昔から「ドレッサーを持つ!」という強い夢がありました(笑)。ドレッサーを所持しなくても、メイク自体は手鏡や100円ショップで売っている鏡でもできるものですが……。
では、「なんで女性はドレッサーを所持するのか」という疑問を突き詰めていくと、結局は筆者のように「女性としての憧れ」にたどり着くと思います。だってメイク道具自体は、ポーチに入れてまとめて収納する方が省スペースですよね。筆者も「大人の女性はドレッサーを持ってこそ!」という謎のプリンセス論があったのかと思います。
しかし、大人になると気づかなくていいことにまで気づいてしまいます。私のドレッサー問題より子どもの遊び場の確保。書斎の確保に、小型犬が2匹いる筆者の家庭では、ペット用品の収納問題。一軒家であっても、ドレッサーどころではないのです。
それでもインスタグラムや某コスメショップに足を運べば「これぞ乙女!」と言わんばかりのドレッサーは、やはり憧れの空間でした。諦めきれないまま、子どももどんどん大きくなり95%は諦めきっていました。
無印良品の「アクリルケース」シリーズならスッキリ!
みんな大好きな主婦御用達の無印良品ですが、近頃ググッと買いやすくなりましたよね。大規模な商品の値下げが行われたのです。今までだったら「この値段なら百均でいいや」と品質以前に値段で諦めてしまいがちでした。それが最近「このクオリティで○円なら買う!」という流れになってきています。
そんな無印良品で筆者が大好きなのがアクリルケースシリーズ。飽きがこないシンプルなルックスで、組み合わせて使いやすいものが多い。また机上に置くことを考慮して作られているからなのか、とてもコンパクトなのです。値段が下がったことによって購入してみたのですが、マイデスクがない筆者は「どこに置こうかな」と考えていました。
ドレッサーにするためには
洗面台の鏡裏収納をドレッサーにするには、無印良品「アクリルネックレス・ピアススタンド」と「アクリルペンスタンド」を配置します。ピアスやネックレスはスタンドに、ブラシなどは、ペンスタンドに収納すれば、スッキリと収納することができます。
鏡面の中の収納スペースは、普段制汗剤やコロン、ヘアワックスに髪ゴムなどが入っていたのですが、入るものは小物系ばかりなので、いまいち高さまで活かしきれていませんでした。そこで、思い切って高さのあるスタンドを入れてみると、無駄なく収納に活用することができました。
素敵だと思いませんか! 憧れの白だし、ショップっぽく並んでいるし「いいじゃん!」「可愛いじゃん!」となりました。思いがけないタイミングでドレッサーの夢が叶ってしまいました。
洗面台をドレッサーにしたら思いがけないメリットがあった
普通のドレッサーを所有したことがないのが恐縮ですが、語弊を恐れずにいうと「鏡面の中だから埃をかぶらない」というのがポイントです。もちろん手入れして素敵なドレッサーを維持されている方もいらっしゃるとは思いますが、基本テレワークの筆者は毎日のようにメイクをしません。そうなるとズボラな性格なので、「せっかくの可愛いメイク道具が……」ということになるでしょう。いや、なります(笑)。
そして年子を二人養育して、朝は犬の散歩に追われる筆者にとって「歯磨き→顔洗い→整髪→メイク」が洗面台に立つだけで終わってしまうのが魅力的。筆者の家はリビングと洗面所が近いところにある間取りなので、リビングで子どもに「ママー!」と呼ばれてもすぐに顔を出すことができます。これが夫婦の部屋だと階段を降りてようやく子どもの対応となり、とてもストレスです。「ファンデーションをはたいたら、チークを取り出すついでに使ったコンパクトケースをしまう」という“ワンアクション・ワン収納”ができるので散らかりません。
洗面所の鏡面が素敵な乙女空間になる可能性は大いにある
今では毎朝、秘密のドレッサーを見てルンルン気分でメイクしています。面倒な「ポーチのなかでメイク道具を探す」という工程がなくなったので、それこそテレワークでも毎日メイクするようになりました。ぜひ使いきれていない鏡面収納がありましたら、無印良品のアクリルケースでドレッサーにしてみてくださいね!