いつもの姿勢をチェック! あなたのからだ、歪んでいるかも?
こんにちは! 骨盤腸整ウォーキングインストラクターのえいみーです。
突然ですが、みなさんはふだん、こんな姿勢になっていることはありますか?
CHECK!こんな姿勢になっていませんか?
- 体重が片足に偏っている
- 前のめりで、肩よりも頭が前に出ている
- 歩くときに、つま先が開いている
- 机にひじをついている
- 足を組む、またはクロスして座っている
- 椅子の背もたれに寄りかかって座っている
- 座っているとき、ひざが開いている
- 床に横すわりしている
- うつ伏せでスマホ操作している
どれも何気なくやってしまうポーズですが、じつはこれ、ぜんぶからだを歪める姿勢なんです。
からだの歪みで多いのが、「ねこ背」「ぽっこりお腹」「O脚」。
パーツごとの歪みだと思われがちですが、じつはこの3つはワンセット。「ねこ背」の人は、「ぽっこりお腹」や「O脚」にもなりがちです。どれも歩くことに直結する歪みで、放っておくと、加齢とともに歩行困難になってしまうことも……!
また、「ねこ背」になると肋骨が圧迫されるので、呼吸が浅くなります。
呼吸の乱れは自律神経に影響し、イライラしたり、眠れなかったりという不調につながります。
そのうえ、きれいな酸素を血液へと送れなくなり、血液のめぐりが悪くなって、基礎代謝が落ち、太りやすくなります。よく歳をとると太りやすくなるといいますが、原因は、筋肉や細胞の老化だけではありません。加齢とともにねこ背が進行することで、呼吸が浅くなり、太りやすくなっていることも多いのです。
腸をしっかり機能させるには、骨盤を整えることが大切!
「ねこ背」になると肋骨が閉じて狭くなり、そのなかにある内臓がぎゅーっと上から押しつぶされます。これが、「ぽっこりお腹」です。
イラスト左側のように、本来あるべきところに内臓があれば、内臓はゆったりとしたスペースでのびのびと働けます。でも、「ぽっこりお腹」になると、イラスト右側のように内臓が圧迫されて、十分な仕事ができなくなります。つまり、内臓機能が低下してしまうのです。
大切な役割をしている内臓のひとつが、「腸」です。排便による解毒作用、栄養吸収に加えて、元気の素・セロトニンを分泌して心にも影響を与えるといわれています。からだづくりの基礎ともいえる腸がしっかり働くには、「骨盤」が本来あるべき状態であることがとても重要です。
骨盤矯正と理学療法をもとに、骨盤を中心としたからだのあり方を正そうというのが、「骨盤腸整ウォーキング」です。姿勢を保つために使われる筋肉は、からだの前側よりも、背面に多くあります。背中・おしり・足の3カ所を意識して歩くことで、これまで使えていなかった筋肉が目覚め、からだの歪みがリセット。骨、関節、筋肉をあるべき場所に戻して、正しく「立ち」、「歩く」ことで、筋肉がしっかり使えるようになり、代謝アップ。歩くだけで痩せるからだになるのです。