激しい運動なしで痩せたい人必見。歩いてやせる究極メソッド“骨盤腸整ウォーキング”とは

心と体

2021.05.30

「『歩く』という究極の日常動作を変えるだけで、身体がみるみる変わります!」と話す、骨盤腸整ウォーキングインストラクターのえいみー先生。骨盤腸整ウォーキングに取り組んだことで、えいみー先生自身もからだの不調が改善して「人生で一番スリムになった!」のだそうです。今回は、なぜ骨盤腸整ウォーキングをするとからだが変わるのか、その仕組みをご紹介します。キーポイントは、からだの「背面」です!

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いつもの姿勢をチェック! あなたのからだ、歪んでいるかも?

現代人の3大歪みイラスト/蒼井 すばる
現代人の代表的なからだの歪みが、この3つ。「ねこ背」になると首・肩が前に出て、肋骨が圧迫されて、骨盤が前、または後に歪みます。すると、内臓が押し潰されて、「ぽっこりお腹」になります。ぽっこりお腹になると、体重が外側にかかり、腹筋や太ももの内側の筋肉が衰えてひざが開き、「O脚」に。3つの歪みは連動して起こるのです。

 こんにちは! 骨盤腸整ウォーキングインストラクターのえいみーです。
 突然ですが、みなさんはふだん、こんな姿勢になっていることはありますか?

CHECK!こんな姿勢になっていませんか?

  • 体重が片足に偏っている
  • 前のめりで、肩よりも頭が前に出ている
  • 歩くときに、つま先が開いている
  • 机にひじをついている
  • 足を組む、またはクロスして座っている
  • 椅子の背もたれに寄りかかって座っている
  • 座っているとき、ひざが開いている
  • 床に横すわりしている
  • うつ伏せでスマホ操作している

 どれも何気なくやってしまうポーズですが、じつはこれ、ぜんぶからだを歪める姿勢なんです。
 からだの歪みで多いのが、「ねこ背」「ぽっこりお腹」「O脚」。
 パーツごとの歪みだと思われがちですが、じつはこの3つはワンセット。「ねこ背」の人は、「ぽっこりお腹」や「O脚」にもなりがちです。どれも歩くことに直結する歪みで、放っておくと、加齢とともに歩行困難になってしまうことも……!

 また、「ねこ背」になると肋骨が圧迫されるので、呼吸が浅くなります。
 呼吸の乱れは自律神経に影響し、イライラしたり、眠れなかったりという不調につながります。
 そのうえ、きれいな酸素を血液へと送れなくなり、血液のめぐりが悪くなって、基礎代謝が落ち、太りやすくなります。よく歳をとると太りやすくなるといいますが、原因は、筋肉や細胞の老化だけではありません。加齢とともにねこ背が進行することで、呼吸が浅くなり、太りやすくなっていることも多いのです。

腸をしっかり機能させるには、骨盤を整えることが大切!

サンプルイメージイラスト/蒼井 すばる

 「ねこ背」になると肋骨が閉じて狭くなり、そのなかにある内臓がぎゅーっと上から押しつぶされます。これが、「ぽっこりお腹」です。
 イラスト左側のように、本来あるべきところに内臓があれば、内臓はゆったりとしたスペースでのびのびと働けます。でも、「ぽっこりお腹」になると、イラスト右側のように内臓が圧迫されて、十分な仕事ができなくなります。つまり、内臓機能が低下してしまうのです。

 大切な役割をしている内臓のひとつが、「腸」です。排便による解毒作用、栄養吸収に加えて、元気の素・セロトニンを分泌して心にも影響を与えるといわれています。からだづくりの基礎ともいえる腸がしっかり働くには、「骨盤」が本来あるべき状態であることがとても重要です。

 骨盤矯正と理学療法をもとに、骨盤を中心としたからだのあり方を正そうというのが、「骨盤腸整ウォーキング」です。姿勢を保つために使われる筋肉は、からだの前側よりも、背面に多くあります。背中・おしり・足の3カ所を意識して歩くことで、これまで使えていなかった筋肉が目覚め、からだの歪みがリセット。骨、関節、筋肉をあるべき場所に戻して、正しく「立ち」、「歩く」ことで、筋肉がしっかり使えるようになり、代謝アップ。歩くだけで痩せるからだになるのです。

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