「目立つ白髪」と「目立たない白髪」の違いって?
まずは、こちらの画像を御覧ください。
どちらの方が白髪が目立つと思いますか?
一見、左の写真の方が白髪が多く見えますが、実は左右の白髪の量は全体の5%と同量。左右の毛髪の違いは一体何でしょうか?
最近の研究で、”目立つ白髪”と”目立たない白髪”の違いを調べてみたところ、髪の中心部にある「メデュラ」という部位に違いがあることがわかってきました。
メデュラは元々空隙の多い部位ですが、目立つ白髪では空隙が多く(ブラックメデュラ)、目立たない白髪で空隙が少ない(ホワイトメデュラ)ことがわかったのだそうです(1)。
毛髪の中心部の密度の違いが、白髪の見え方に影響しているのですね。
目立つ白髪の原因は?
髪の中心にあるメデュラは「未知なる芯」とも呼ばれており、何故存在しているのかさえはっきりとわかっていません。
ところが最近、毛髪が強いダメージを受けると「ブラックメデュラ」に変化してしまうことがわかってきました。
毛髪ダメージの要因として、パーマやカラーリングなどのケミカル処理などはわかりやすいですが、何気なく日々積み重なる小さなダメージも馬鹿にはできません。
ブラッシングによる摩擦やドライヤーの熱、紫外線などでキューティクルがダメージを受けてしまうと、毛髪内部までダメージが受けやすくメデュラにまで影響してしまう懸念があるのです。特に、濡れた状態の髪は脆く、とてもデリケートな状態ので、要注意です!
白髪を綺麗に保つには?
「ホワイトメデュラ」の白髪が目立ちにくいことは上記の通りですが、「白髪が多くなってしまったら意味ないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
結論、白髪が多くなった方こそ「ホワイトメデュラ」をキープすることが大切です!
こちらのお写真をご覧ください。
左の写真はメデュラケア前の白髪。若干くすみがかっています。
右の写真はメデュラをケアした白髪。透明感があり、美しく見えます。
白髪を綺麗に見せるには、
- ダメージからホワイトメデュラの髪を守ること
- メデュラケアをすること
が重要です!
グレイヘアに向けたおすすめヘアケア!
1.紫外線対策
綺麗な髪を保つために、盲点になりがちなのが「紫外線対策」。
髪は紫外線を浴びても炎症したり皮が剥けたりしないため、ダメージの大きさがわかりにくいのです。しかし、白髪は紫外線を吸収してくれるメラニンが殆どないために、紫外線ダメージをもろに受けてしまうことに。外に出るときは、紫外線からしっかり髪を守りましょう。
髪の紫外線対策としては、日傘を差す、帽子を被るなど、物理的にシャットアウトするのが最も効果的です。また、スプレー状のサンスクリーンを髪に付ける、UVケア機能が付いたオイルでヘアケアをするなども有効です。
【髪の紫外線対策】
- 日傘を差す
- 帽子を被る
- スプレータイプやオイルタイプのサンスクリーン剤を付ける
2.髪を丁寧に乾かす
髪を乾かす時、タオルでガシガシと拭いたり、濡れたままブラシで髪を引っ張ったりしていませんか?
前述の通り、濡れた髪はとってもデリケートな状態。タオルドライをする時は乾いたタオルで優しく挟み込んで、タオルに水分を移すようなイメージで丁寧に押さえましょう。
絡まった髪を解す時には、毛先の方からブラシで徐々に梳かします。根本から引っ張られる程の強い力をかけて梳かすのはNGです。
3.ヘアメデュラケア
”メデュラ”は髪の深部にあることからアプローチするのが難しい部位。ところが、今年の春にメデュラにまで補修成分を届ける世界初の独自技術「ヘアメデュラケア」を応用したアイテムが誕生しました。
ピトレティカ VS JAG OUT(ジャグアウト) シャンプー 240mL 4,180円(税込)
ピトレティカ VS JAG OUT(ジャグアウト) トリートメント 200g 4,180円(税込)
エイジング世代特有の「髪のおさまりにくさ」が気になる方に向けたヘアケアアイテムです。
髪のうねり、まとまりにくさは白髪目立ちの原因に。
タカラベルモント社が開発した独自手法を用いることで髪の深部「メデュラ」にまでケア成分を充填し、傷んだメデュラの穴を補修してくれます。
地肌や毛髪にやさしい洗浄成分を採用。なめらかな「極とろ泡」が洗髪時の摩擦を防いでダメージから髪を守ります。トリートメントは高浸透処方を採用しているので時間を置かなくてもいいところが嬉しいですね!
髪のうねり、まとまりにくさは白髪目立ちの原因にもなります。日々のヘアメデュラケアでまとまった美しい髪と、ツヤのある綺麗な白髪をキープしましょう。
外観の美しさは移り変わるもの。白髪のあるヘアスタイルの美しさは、年齢を重ねることでしか見出すことができません。健康な髪を育みながら、自分にとってより魅力的なヘアスタイルを探していきましょう!