梅雨明けが待ち通しい!梅干しレシピ
まずはザルに開けて、使いたい梅をよく洗います。そのまま水気を切っている間に、霧吹きに焼酎を入れておきましょう。
よく水気が切れたら、梅を一つずつ手に持ち、先ほど焼酎を入れた霧吹きでアルコール消毒します。このときに竹串で、梅干しの「へそ」と言われるヘタを取りましょう。竹串でペラッとめくれるので快感です。このときに中身が飛び出しているもの、著しく亀裂が入って傷になっている梅は避けておきます。
すべての梅の「へそ」が取れたら、ボウルに梅を入れて計量します。傷ものや中身が飛び出している梅を省くことによって重量が変わりますので、必ずここの工程で重量を計りなおしておきましょう。梅の全体量の18%から23%程度の食塩が必要です。18%未満だと、カビやすくなるので、ご注意を。最終的に計量した梅の全体量が1kgであった場合は「180g」の食塩が必要となります。18%を下回らないのであれば塩の調整は可能です。梅の量やお好きな塩味で調節ください。
漬物バケツを焼酎入りの霧吹きでアルコール消毒します。そして、そのバケツの底面に梅を敷き詰めます。その上に塩を振りかけ、梅干しと塩が交互になるようにし、最後は塩で終わります。
中蓋にも霧吹きでアルコール消毒し、重石にも念のため霧吹きをしておきましょう。消毒した中蓋に消毒した梅干しと同量程度の重石を乗せればOK(ただし本レシピでは3.5kgの重石を用いる)。
ワンアクションに対して、アルコール消毒を怠らなければ「カビ」が発生する確率を少なくできます。この辺りは、コロナとの戦いの日々が生きてきそうですね(笑)。
最後に漬物バケツの蓋をしますが、筆者はここにもアルコール消毒をして新聞をかませて蓋をするようにしています。このまま1週間ほど風通しよく直射日光を避けた、床下収納などで保管します。このまま1週間後の再会を待つばかりです。