「虫よけスプレーをしても蚊に刺される」のは塗り方が間違っていた!屋外で蚊に刺されない「正しい塗り方」

家のこと

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2021.08.01

公園や川辺などをはじめ、一歩外に出るとどこにでも出現する蚊。家の中にいるときにはプーンと蚊が飛んでくる音が聞こえるものの、外では知らないうちに刺されていることもたくさんあります。そこで野外の蚊対策について、アース製薬の広報の方に聞いてみました。虫よけスプレーをしていても刺される……という方は、塗り方に問題があるようですよ!

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着ている服の色によって蚊に刺されやすくなる!?

――外で発生する蚊は、いくつか種類があるのでしょうか? その特徴を教えて下さい。

実は蚊にも種類があり、吸血する時間帯が違います。たとえば、通称ヤブ蚊と呼ばれるヒトスジシマカは、昼から夜にかけて出没し人間や動物の血を吸います。腹部がシマシマなのが特徴的です。
またアカイエカは夕方から夜にかけて主に発生します。さらに、チカイエカという種類の蚊は、ビルなどに設置されている浄水槽で発生し、地下鉄やオフィスで主に発生します。

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――蚊に刺されやすい人の特徴はありますか?

蚊は、黒いものを着ていると寄ってくる習性があります。黒=クマなどの動物と認識するため、刺されやすくなるのです。逆に、白や黄色などの明るめの服を着ているときは、黒い服を着ているときに比べれば刺される確率は減ると言われています。とはいえ、絶対に刺されないわけではないので、気を付けてください。
他にも、赤ちゃんや子ども、汗をたくさんかく人、飲酒をしている人など、汗をかいている人や運動や飲酒によって二酸化炭素を多く吐き出す人に蚊は集まってきます。キャンプなどのアウトドアで蚊のターゲットにならないためには、白い長袖のシャツを着るのがオススメです。

屋外での虫よけ。蚊取り線香よりも効果的なものは?

 

蚊出典:stock.adobe.com

――蚊取り線香を外で使うのは効果的ですか?

よく屋外で蚊取り線香を使うことで蚊の対策をする方がいますが、実は蚊取り線香は、屋外より屋内で使うと効果を発揮します。というのも、蚊取り線香というのは、線香の先に薬剤をしみこませてその煙で蚊を寄せ付けないようにしていますが、外に出ると風が吹くため煙が分散されます。また風向きによっては、近くにいる蚊に効きづらいこともあります。そういった意味で、実は蚊取り線香というのは、屋外ではなく屋内で効果的なのです。
そこで、我々アース製薬では「アース渦巻香プロプレミアム」というものを発売しました。これは屋内での蚊の駆除はもちろんのこと、屋外で直径6メートルくらいの空間で蚊を寄せつけない効果があります。見た目は普通の蚊取り線香と同じですが、効果は大きく異なります。

――同じ蚊取り線香でも、商品によって効果が違うのですね。

そうですね。私自身自宅でガーデニングをする際に、外にいると蚊にいっぱい刺されるんですよ。蚊は葉の裏に潜んでいることが多いんですが、汗の匂いに反応して蚊が寄ってきます。そういうときにも、「アース渦巻香プロプレミアム」を近くに置いて使っています。

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著者

間野由利子

間野由利子

フィリピン・セブ島での親子留学を機に、親子で英語学習をスタート。 私は365日、息子は週3回オンライン英会話を受講しています。英語でインタビューできるようになりたいので、ときどき先生に相手になってもらい、インタビューの練習をしています。

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