「虫よけスプレーをしても蚊に刺される」のは塗り方が間違っていた!屋外で蚊に刺されない「正しい塗り方」

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公園で発生する蚊。刺されないためにするべきことは?

――公園などは蚊の量がすごいですよね!

公園など、子どもが動き回ったり、汗をたくさんかいたりするようなシーンは、非常に注意したいところです。そんなときは、「サラテクト」という虫よけスプレーを肌に直接塗ってから出かけることをお勧めしています。

――虫よけスプレーを塗っていてもよく刺されるという声が多いのですが……。
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注意したいのが、虫よけスプレーの塗り方です。というのも、虫よけスプレーの使い方を間違っている場合が多いのです。
まず、スプレーを肌に噴射したら、しっかりと手で塗り広げてください。多くの人は、スプレーをかけただけで終わってしまっているため、ちゃんと薬剤がかかっているところとそうでないところが出てしまうのです。蚊はその隙間を狙って刺してきます。

――意外と蚊は賢いんですね! 顔やまぶたをよく刺されるという声もよく聞きますがどうしたらいいでしょうか?

虫よけスプレーは目の周囲や粘膜、傷口にはスプレーできないため、顔の近くの首や、耳の後ろなどに虫よけスプレーをしっかり塗り、その上で手で塗り拡げておくと刺されにくくなるでしょう。「虫よけスプレーをしても蚊に刺される」という人は、十分に塗れていない場合があるので、塗りむらができないように直接手で塗り広げることが大切です。

ミストタイプとスプレータイプ、使うならどっち?

――直接腕に塗るミストタイプと、スプレータイプがありますが、どちらを使ったらいいですか?

ミストタイプは、手にとったりしてから塗るなどの利便性があります。スプレータイプは、腕や足全体にかけられ、すばやく処理ができて便利です。蚊の対策という意味ではどちらも効果がありますが、必要な個所に必要な分だけ直接塗ったほうが、無駄なく使えるのではないかと思います。どちらも肌にかけたあとに手で塗り拡げることで、蚊にさされにくくなりますよ。

――一般的な虫よけ剤は「ディート」という成分が含まれています。これはどのようなものですか?
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ディートは、日本で初めて承認された虫よけ成分で、世界で最も多く使われているものです。日本では約50年以上前から使われています。この成分を蚊が摂取すると感覚が麻痺して、人間の体温や人間が吐き出した二酸化炭素を感知できなくなるため、人間がいる場所や刺す場所を蚊が探せなくなってしまうのです。
このディートは、効果がある虫の種類が多く、最大で9つの虫に効きます。「サラテクト」もこのディートを使っているので、屋外に行く際にはしっかり蚊からガードしてくれますよ。

夏は公園をはじめ、キャンプなどで近隣の山や川などに出かける機会も増えてきます。そのような場合は、虫よけ対策をしっかりしてお出かけください。

取材協力『アース害虫駆除なんでも事典

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著者

間野由利子

間野由利子

フィリピン・セブ島での親子留学を機に、親子で英語学習をスタート。 私は365日、息子は週3回オンライン英会話を受講しています。英語でインタビューできるようになりたいので、ときどき先生に相手になってもらい、インタビューの練習をしています。

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