ブラジャーのパッドが優秀なワケ
秘密は素材にアリ!
ブラジャーのパッドがお掃除アイテムとして使える秘密は、その素材にあります。
今回は、不織布とよばれる素材で覆われたブラパッドを使います。不織布とは、繊維を熱で接着したり、絡み合わせたりして作る布のことで、織らずに作られたもの。肌に直接触れても柔らかく吸収性があるので、マスクやおむつなど多くのものに使われています。
細かいほこりやごみを絡めとる特徴もあるので、お掃除にもぴったりなんです。
要らなくなったブラのパッドでお掃除!具体的な掃除方法
窓サッシのお掃除に
普段のお掃除でつい後回しにしがちな、窓サッシ。「ときどき掃除しているはずなのにあっという間にほこりが!」という方は、きっと筆者だけではないはず。ブラパッドは、柔らかく手にフィットしやすいので、窓サッシのような細かい場所のお掃除にぴったりです。
実際にやってみたところ、しっかり埃を吸着しました。同様に、ドアレールもやってみましたがとても簡単! 濡れた状態でも乾いた状態でも、どちらでもできますよ。
レモンパッドの先の部分がスキマまで入るので、掃除にピッタリです。
ドラム式洗濯機のほこりもしっかり吸着
忙しい主婦の味方であるドラム式洗濯機。洗濯から乾燥までできるのでとっても便利な家電アイテムではありますが、ドラム内にほこりがたまりやすいというデメリットも。放置しておくと、故障の原因にもつながるので、使用後のお手入れが大切!
やや手が届きにくいドアパッキンの内側に、ブラパッドがぴったり入ります。ブラパッドを少し濡らした状態で行うとやりやすいですよ。
水回りのお掃除にも
ブラパッドは、水回りのお掃除にも使えます。大き目のスポンジでは、なかなか届かない奥の方まで洗えてすっきり!手の平サイズで持ちやすいのはもちろん、うっかり落として取れなくなる心配もありません。
実はブラパッドは再利用できる
掃除が終わった後のブラパッドは、このまま捨ててもいいのですが、よほど傷んでない限りは再利用をおすすめします。
洗濯用の中性洗剤で、手で軽く洗って乾かしましょう。破れてしまったり、著しく汚れてしまったりするまでは、繰り返し使えるのでエコですよね。
いらなくなったブラの捨て方は
ブラ本体を処分する場合は、処分の仕方に気をつけて。
ワイヤーとホックには金属が使われていることが多いので、取り外して金属ごみとして処分しなければなりません。
布地部分は、外から見えないように紙袋か、透けないビニル袋に入れて捨ててください。さらに気になるようなら、細かく切り刻んでおくとより安心ですよ。
※ごみの捨て方や分別の仕方は、自治体のルールに従って行ってください。
TEXT:手島くみこ