【夏休みの自由研究にピッタリ】究極の無添加!さとうきびから砂糖を作ってみた#板前の技術

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 さとうきびから砂糖を作ってみた

2021.08.03

YouTubeでさまざまな料理の技を紹介する動画が大人気の岩野上幸生さんによる、プロのテクニックを使ったレシピシリーズ。今回は、さとうきびから自家製のお砂糖を作る方法をご紹介します。日々の食事に欠かすことのできない砂糖はどのように作られているのか、考えたことはありますか? 自宅で作れば、究極の無添加! 子どもの自由研究にもピッタリかもしれません。

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さとうきびはどこで手に入れる?

さとうきび出典:www.youtube.com

さとうきびはイネ科サトウキビ属の植物で、砂糖の原料になるのは固い皮に覆われた「茎」の部分。繊維状になっていて、この繊維いっぱいに染みている甘い汁が砂糖の成分「ショ糖」です。

さとうきびがとれるのは、日本では沖縄などの温暖な地域です。沖縄の観光施設ではお土産用のさとうきびが手に入りますが、一番手軽なのはネット通販です。真空パックされた生のさとうきびが手軽に購入できます。

1.さとうきびを細かくしよう

1.さとうきびを軽く水で洗い、水気をよく吹いたら、なたなど頑丈な包丁で皮を削ぎます。

刃を皮にあてて、さとうきびごと上からまな板にトントンと軽く叩きつけながら、刃を入れていくと比較的うまく皮が削げます。包丁を使う場合は、刃先で作業すると刃が欠けてしまうので、刃元を使うようにしましょう。
ケガには充分注意!

皮を削ぐ出典:www.youtube.com

2.皮を削いだ要領で、細く割っていきましょう。
中身は比較的に柔らかいので皮よりスムーズに刃を入れることができます。このあとの工程のためになるべく細く割くのがポイント。

細くしていく出典:www.youtube.com

3.細くした繊維を垂直にみじん切りしていきましょう。
この作業、簡単そうに見えて、少し大変! 少量ずつまとめて切って効率よく進めましょう。このあとの工程のために、なるべく小さく細かく切っておくのがポイントです。

みじんぎり出典:www.youtube.com

4.フードプロセッサーやミキサーでさらに細かくします。
一気にミキサーを回しても刃がボロボロになるため、少量ずつ投入し、小刻みにミキサーの刃を回しましょう。ある程度細かくなったら、一気にミキサーを回すと、刃の負担も少なく確実に粉砕することができます。

ミキサー出典:www.youtube.com

このような状態にしましょう。
粉砕後出典:www.youtube.com

2.汁を絞ろう

1.果汁絞り器、またはさらしなどを使って、さとうきびの汁を絞っていきます。
さらしを使う場合は、さとうきびをさらしの中に入れて包み、手作業で絞っていきましょう。
果汁絞り器でも大変ですが、さらしで行なうとこの作業はかなり大変な力仕事! 
さとうきび1200g から約250g の汁が搾り取ることができ、最後はガチガチの繊維だけが残ります。

絞る出典:www.youtube.com

2.さらしで濾して、不純物や繊維カスを取り除きます。
工場などで砂糖を作る場合、絞り汁に石灰乳というものを加えて加熱します。すると不純物が沈殿していくので、絞り汁の上澄みだけを使って砂糖を作っています。自家製の砂糖の場合は、シンプルにさらしなどで濾すだけでも充分です。

不純物を除去出典:www.youtube.com

不純物を濾す出典:www.youtube.com

↑このように意外と繊維などが絞り汁に紛れ込んでいます。

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