2キロ痩せたのに【太い二の腕】盲点は”肘まわり”の肉だった!
二の腕が太いだけで全身が太って見えるし所帯染みて見える、ということは共通認識ではないでしょうか? 先に触れた通り、夏に2キロほど体重を減らしたので、自身のノースリーブ姿を鏡で確認して「これなら二の腕を出してOKなレベル!」と思いノースリーブファッションを楽しんでいました。そう、自分的には「出してよし!」と思える細さだったのです。前と横から見た限りでは……。
横から見た二の腕。太いけれどまぁ、出してOKなレベルでは?(ですよね?ね?)
恥を忍んで晒す、後ろから見た二の腕。衝撃! 上と別人かのように太って見える。
目が覚めたのは、偶然写真に映り込んでいた自分の後ろ姿を見たとき。
「二の腕が太い!」そう思った原因は「肘まわり」でした。
肘の上にお肉がかぶさるように乗っていると、後ろ姿に貫禄が出て全体的に太って見えてしまうのです。
そしてこの肘周りの肉が、秋になりタイトめなカットソーを着たときに、全身のシルエットをだらしない印象にしてしまっていることにも気がつきました。肘まわりの肉づきが、秋以降「着太り」してしまう原因なのだと実感しました。後ろ姿、大事です!
ちなみにですが、筆者のBMIは19で、標準体重よりも8キロ以上体重は少ないです。少ないのに!この後ろ姿なのです…。
運動・筋トレ嫌いが見つけたのは 「カッサ」
ヨガは好きだけれど、激しい運動や筋トレは苦手。そんな筆者が「二の腕痩せ」をリサーチする中で目をつけたのが「カッサ」です。
カッサとは「専用のかっさプレートを使って皮膚の経路や反射区をこすって刺激することで、毛細血管に圧を加えて血液の毒を肌表面に押し出し、経路の流れをよくするというもの」(「日本かっさ協会」HPより)。
YouTubeで出合ったのが、表参道のカッサ&カッピング専用サロン バレリアン(10月18日より営業再開予定)のチャンネルで公開されているこの動画です。以前からかっさに興味があったのもあり、早速バレリアンのWEBショップでカッサとアロマ、そして無印良品でホホバオイルを購入しました。
カッサ前の【マッサージ】が大切!
動画の中でも紹介されているのですが、カッサを始める前に行うマッサージが重要となってきます。
ホホバオイルにアロマを数滴垂らしなじませたら、腕全体から肩甲骨、脇周りまでしっかりと塗布していきます。
そしてカッサを使う前に、マッサージから始めます。動画では、すべての工程を実演してくれているので、見ながら一緒に行うことができてとてもわかりやすいです。
【マッサージ】のやり方
1. 手のひらを揉みほぐし、指先を圧迫して刺激する
2. 手首から脇下に向かって摩り上げて、停滞した老廃物を流す(腕の内側、外側各10回ずつ)
3. 腕を上げて脇の下のリンパを拳で10回流していく
【カッサ】のやりかた
いよいよセルフカッサのスタートです。力は入れず、「痛きもちい」程度で行っていきます。
1. 小指から脇の下へ向かって10回流す
2. 手首の中心から肩へ向かって10回流す
3. 手のひらを後頭部に付けて、肘の内側から脇下に向かって10回流す
4. 3の裏面を流す
動画で「ここから痛いと感じる人が多い」と言われているとおり、力を入れていないのに痛い!
5. 肩甲骨周りを往復しながら流す
ここはさらに痛い!結構が滞っていることが実感できる。
以上が動画で教えてくれる全行程で、【マッサージ】と【カッサ】を合わせても片腕5分弱で終わります。つまり両腕で10分以内で完了!
「痛い!」からこそ感じる身体の冷え
実際にカッサを体験してみて驚いたのが、動画内でも忠告されているのですが、カッサの工程の4からの痛み!
それほど力を入れているわけではなくカッサで擦っているだけなのに結構痛い。
これは、カッサで肌を擦ることでもろく弱ってきている毛細血管に意図的に微細な傷をつけることによるものなのだとか。
そして毛細血管の傷が治り、もろかった血管が新しくなる時に血管自体が強化され、血行障害の改善が期待されるそう。
カッサで擦った一部が赤くなってしまったのですが、これはカッサによって適度な圧を加えることによって、血管内で滞って汚れた血液が毛細血管から外に押し出され、皮膚表面まで排出されるために皮膚が赤くなるためとのこと。(バレリアンHPより)
【結果】カッサを1週間続けて二の腕は細くなったのか?
1週間毎日このマッサージとカッサを行った結果、果たして二の腕は細くなったのか。
その結果をお伝えします。
カッサを行う前は、右の二の腕の一番太いところは25cm、左は27cmでした(おそらく右利きなので右の方が細い)。
そして1週間後に同じところを計ると、右が24cm、左は26cmになっていて、なんと各腕1cmも細くなっている!!
ですが、大切なのは数字ではなく見た目です。同じ洋服、同じアングルで撮影したbefore/afterはこちら。
いかがでしょう? 横からみた写真だと、振袖部分(手を大きく振ったときに揺れる部分)と肘まわりがすっきりした印象。
そして後ろ姿も、肘周りの手前に盛り出てくる部分がすこしすっきりしている印象です。
これはうれしい! 後ろ姿はまだまだ改善の余地ありですが、着込む枚数が増えて着膨れしていく一方のこれからの季節にむけて、これからもカッサを続けていこうと思います。
計測と見た目にも二の腕が細くなったことはもちろんうれしいのですが、カッサをしてもう一つ嬉しい変化が。
ライターという職業柄、肩こりと首周りのこりがひどかったのですが、それらが改善したこと。
そして、身体が巡っているような、血流が良く体温が上がったような感覚があり、実際に、いつも朝は体温が35度台と低めなのですが、カッサを行った次の日は36度台になることも(これらの効果には個人差があると思われます)。
とにかく二の腕を細くしたいけれど運動はしたくないということで始めたセルフカッサ。
1週間で二の腕が1cmも細くなったのはとてもうれしかったと同時に、自分の身体がどれだけ冷えやこりで滞っていたのかということを実感する体験(そして痛さ)でした。
寒くなっていくこれからの季節だからこそ、身体の冷えを積極的に取るべくこれからもカッサを続けていきたいと思います。毎日寝る前に、好きなアロマの香りに包まれて行う「セルフカッサ」は癒しの時間にもなるのでとてもオススメです!