2000円以下で買える「吸水ショーツ」どこが違う? 今回比較したのは、こちらの3種類!
今回比較した吸水ショーツは3種類です。
- ユニクロ「エアリズム吸水サニタリーショーツ」
- GU「トリプルガードショーツ」
- 3COINS「HAPILUNA サニタリーショーツ」
いずれも、2000円以下で購入できる商品をピックアップしました。
比較する項目は、
1.サイズ展開、カラー展開
2.吸水部分の大きさと構造
3.吸水力
<実験内容>
吸水部分の中央に水を垂らし、10ml、20ml、30ml、40mlの時点での吸水力をチェック。
それぞれ1分後にティッシュをかぶせ、表面のこりもチェックします。
4.履き心地
5.お手入れ方法のラクさ
の5つです。
各商品の特長と実験結果をご紹介しながら、記事の最後で比較結果をまとめます!
吸水ショーツとは?
ショーツ自体が水分を吸収してくれるショーツのこと(ナプキンやタンポンと併用)
使い捨てでなく洗濯して繰り返し使えることから、注目を集めています。
ユニクロ「エアリズム吸水サニタリーショーツ」1990円(税込)
2021年9月20日発売の新商品、ユニクロ「エアリズム吸水サニタリーショーツ」。
価格:1990円(税込)
サイズ展開:XS、S、M、L、XL、XXL、3XLの7サイズ(※XS、XXL、3XLはオンラインストアのみの取り扱いです。)
カラー展開:ブラック、ブラウン、ダークグリーン、パープルの4色(※写真はブラウンです。)
身生地は、なめらかで伸縮性の高いエアリズムの生地を使用。通気性に優れ、汗をかいても蒸れにくく、エアリズム特有のサラッとした肌ざわりが特長です。
吸水ショーツと同素材、同色の「ワイヤレスブラ3Dホールド」があるので、セットアップで使えるのも強み。
◆吸水部分の大きさと構造
吸水シートの長さ:約28cm(防水シートを含む長さは、約45cmです。)
中央部の幅:約8.5cm
厚み:約2mm
吸水量の目安:30ml~40ml
吸水シートはクロッチ部分に合わせて配置。そのまま防水シートがヒップの上まで続いているので、寝姿勢でも安心感があります。
吸水部分の表面側から、速乾&抗菌防臭・吸水シート・防水シートの3層構造。裏表ともにサラサラな肌ざわりです。
クロッチと表生地がセパレートになっている羽つき対応仕様で、ナプキンとの併用もしやすくなっています。
足ぐりやマチ部分がボンディング仕様で、漏れにくいのも高ポイント。
◆吸水力実験結果
【10ml】
余裕で吸収!
表面: 水分が残らずに吸収され、サラサラです。ティッシュは濡れませんでした。
裏側: まったく湿っていません。
【20ml】
20mlも余裕で吸収!
表面: 水分がほぼ残らずに吸収され、まだサラッとしています。ティッシュはほぼ濡れませんでした。
裏側: まったく湿っていません。
【30ml】
30mlも、まだ余裕で吸収!
表面: 水分がやや残り始め、湿り気はあるものの、まだサラッとしています。ティッシュは軽く濡れました。
裏側: まったく湿っていません。
【40ml】
吸水量の目安の上限40mlで、表面の湿りが不快に感じるように。それでも、まだ余裕がありそう!
表面: 水分が残り始め、湿り気を感じます。クロッチのサイドの縁で水の流れが止まり、漏れにくいです。ティッシュは軽く濡れました。
裏側: まったく湿っていません。
検証の結果、肌ざわりで不快を感じるボーダーラインは「40ml」でした。
◆実際に履いた感想
「こんなに大きくてダボダボにならない……?」というのが初見の感想でしたが、実際に履いてみると意外とジャストフィット。伸縮性があり履きやすいです。股上が深めで、おへそ下まですっぽりカバーすることができます。サラッとした履き心地で、吸水・防水部分も含めてすべてフラットでゴワつきがなく、ストレスフリー。
漏れ防止のために足ぐりがややタイト。長時間座っていることが多いなど、窮屈感がどうしても気になる方は普段のサイズよりもワンサイズ上を選んでもよいかもしれません。
◆お手入れ方法
- 洗濯機に入れる前に、水温30度以下で十分に水洗いをします。吸水シート部分を下に向けて30分程度水につけておくと汚れが落ちやすくなります。
- 洗濯ネットに入れて洗濯機で洗います。吸収力が低下する恐れがあるため、漂白剤や柔軟剤の使用は控えてください。
- 乾燥機を使用せず、自然乾燥で乾かします。