プチプラ「吸水ショーツ」比較結果まとめ
それぞれの商品の特長と実験結果を踏まえて、5つの項目の比較結果をご紹介します。
1.サイズ展開、カラー展開
(サイズ展開)
ユニクロとGUは7サイズ、3COINSは2サイズのみ。
小さめサイズや大きめサイズの方は、ユニクロまたはGUを選ぶとよいと思います。
また、それぞれの公式サイトで紹介されているサイズ表示を見ると、同じサイズでも寸法が異なっていました。サイズ選びに失敗しないためにも、普段使っているショーツのサイズと照らし合わせてからの購入をおすすめします。
<参考>
Mサイズのヒップ:ユニクロは88~94cm、GUは86~92cm、3COINSは87~95cm
(カラー展開)
ユニクロは、シックなカラーラインナップ。GUと3COINSは、かわいらしいパステルカラーを含むラインナップ。
落ち着いた色みが好きな方はユニクロを、明るいカラーで生理中でも気分を上げたい方はGUと3COINSがおすすめです。
2.吸水部分の大きさと構造
寝ている姿勢でも一番安心感があるのは、ヒップの上まで防水シートがあるユニクロに軍配!
羽つきナプキンをつけることを考えると、ユニクロまたはGUを選ぶと肌あたりがよいと思います。
3COINSは、クロッチ部分が二重になっていないことで、ほかの2つよりも軽い付け心地になることがメリット。
3.吸水力(パッケージ記載の吸水の目安量/実際に不快に感じるボーダーライン)
- ユニクロ…30ml~40ml/40ml
- GU…約15ml~20ml/30ml
- 3COINS…およそ25ml/30ml
吸水の目安量の通り、吸水力ナンバーワンはユニクロ! はじめての吸水ショーツで不安感がある方におすすめです。
GUと3COINSは、生理の始まりそうな日や終わりかけなど、量の少ない日向け。身体のリズムがある程度わかっている方は、より安く購入できるものから試してもよいかもしれません。
4.履き心地
好みが一番わかれるポイントだと思いますが、いずれもプチプラの吸水ショーツとは思えない履き心地。
伸縮性のあるサラッとした素材で、股上深めならユニクロを。ほどよいフィット感のやわらかい綿混素材で、股上浅めならGUを。しっかりめのホールド感で、股上浅めなら3COINSを選ぶとよいと思います。
身生地と吸水部分の切り替え部分がフラットで、ヒップにストレスをまったく感じなかったのはユニクロでした。
5.お手入れ方法のラクさ
ユニクロと3COINSは「水洗い→洗濯機で洗濯」で完了。GUは「水洗い→セスキ炭酸ソーダで漬け置き→洗濯機で洗濯」することが推奨されています。
お手入れ方法がラクなのは、ユニクロと3COINSです。
まとめ
「吸水ショーツ」と一口に言っても、それぞれの特長があることがわかりました。各商品の強みを活かし、自分の身体のリズムと向き合いながら吸水ショーツを使い分けてもよさそうですね。
※ご紹介した商品は掲載当時の情報のため、在庫状況、価格などが異なる場合があります。
※いずれの商品も、どろっとしたかたまりは吸収されませんので注意してください。
※着用状況により、吸水量に差が生じます。
※履き心地の感じ方は個人差があります。あくまでも参考に留めてください。
※ナプキンやタンポンと併用して着用してください。