節約に失敗する人が手を出しがちな「3つの支出」。”節約しない方がいい支出”とは?#家計のプロ直伝

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2021.10.14

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節約しなくていい支出3:交際費

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適切な範囲内の「交際費」も、節約しなくていい支出です。

お友達が遠方からせっかく遊びに来てくれたのに、お茶菓子ひとつ出さないようでは、その後のおつき合いにも支障が出てしまいます。地域、お友達、親族、会社の人など、様々な人とのおつき合いがありますが、節約でおつき合いをないがしろにしてしまうと、最終的には自分が損をしてしまうことにもつながります。

もちろん、必要なおつき合いだからと大盤振る舞いをする必要はありませんが、必要以上にケチケチするのも考えものです。

円滑な人間関係が保てる範囲のおつき合いまで節約しようとするのはNG。交際費は、家族が心地よく周囲の人とおつき合いできる範囲で十分に確保しましょう。

ただし、いやいやながら続けているおつき合いなら、一度整理する勇気も必要です。

支出のバランスを考えた節約を

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節約をしているとついつい度が過ぎてしまい、家族や周りの人まで犠牲にしてしまう「自己満足な節約」になってしまう人が多く見られます。

このような支出を節約しようとすると、家族から猛反対を受けたり、中には夫婦の仲が悪くなってしまい離婚を切り出されたりしてしまう人もいます。結果として長続きせず、最終的には支出がリバウンドしてしまう人も。

「そうはいっても、このような支出まで節約することを考えないと、家計が赤字になってしまう……」という人もいるのですが、そのような危機的な家計にそもそもならないように工夫することが本来の節約の意義です。

「このような支出まで節約しなくてはいけない家計」に陥る前に、「このような支出は節約しなくていい」と考えられるだけの余裕のある家計を維持することが大切です。

どのような支出も節約しすぎてしまうと、人生の楽しみがなくなってしまいますので、収入と支出のバランスを考えた適切な家計管理を心がけましょう。

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著者

あき

あき

東京都在住。夫、子供3人の5人家族。家計簿&家計管理アドバイザー。 節約主婦として日本テレビ「ヒルナンデス」、NHK「人生レシピ」フジテレビ「バイキング」などに出演。著書に「あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」他。 もともとは超がつくほどの現金主義だが、最近はほぼ全額キャッシュレス決済。ポイ活や家計簿アプリにも詳しい。

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