口元のコンプレックス1位は「歯並び」
口元にコンプレックスがあるという方は少なくないかもしれませんね。
医療法人社団健青会が行った調査によると、「口元にどのようなコンプレックスがありますか?」という問いに「歯並びが悪い」と答えた人は61.4%でいちばん多い結果に。
さらに、「マスクで口元が隠れる今こそ矯正治療のチャンス」と考えている人も6割以上いるということもわかりました。
筆者自身は歯並びは小さい頃から良いのですが、小学生の娘はやはり歯並びに悩んでいるところです……。
確かにマスクで口元を見られることがない今のうちに対処しておきたいという気持ち、とてもよくわかります。
歯並びが悪くて困るのは見た目だけではない!?
そもそも、歯並びが悪いとどんな影響があるのでしょうか?
いちばん気になってしまうのはやはり「見た目」かもしれませんね。でもじつは見た目だけではなく歯並びの悪さは生活そのものにも影響すると、大手前短期大学の教授で歯科医師である中村隆志先生はおっしゃいます。
『「たとえば、噛み合わせが良くないと食事からの栄養摂取に偏りが生じたり、硬いものを避けて噛みやすい柔らかいものばかり食べるようになってしまったりします。そのうえ、きちんと噛めないことにより満腹感が得られにくく肥満に繋がる恐れもあるのです。
また歯並びが悪いことがコンプレックスとなり、人前で歯を出して笑うことをためらう人も。これらは歯を正しく矯正することに よって解消され、本人の性格にも良い影響を及ぼすと言われています』
歯並びひとつでこんなにも影響するなんて驚きです。「たかが歯並び」なんて思ってはいけませんね。