ToDoリストの「箇条書き」はNG!日々のタスクが劇的に捗るメモのしかた

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 ToDoリストの「箇条書き」はNG!日々のタスクが劇的に捗るメモのしかた

2021.11.01

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4分割にするときは、行動別にするのがおすすめ

上記で4つに分けてタスクをメモするとお伝えしました。その4つとは、行動ごとに「動」「伝」「考」「作」に分けることがオススメ。その意味について詳しく紹介しましょう。

「動」は、手や足を動かす必要のあるタスク

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「動」欄に書くのは、一般的な家事などの身体を動かすこと、出かけて行うことなどです。

「伝」は、人とのコミュニケーション

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「伝」欄に書くのは、人とコミュニケーションを取る必要のあるタスクです。たとえば電話やメール、LINE、それから口頭で伝えたりすること。

「考」は、頭や電子を使うタスク

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「考」欄に書くのは、考えたり、調べたりするタスクです。たとえば、これからの予定や、今やっていることの改善方法を考えたりすること。また、スマホ等で検索することを指します。

「作」は、手を使うタスク

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「作」欄に書くのは、書いたり、パソコン等で作ったりするタスクです。買いものメモを作ったり、手帳に書き込んだり、仕事だったらWordやExcelで文書を作る作業だったり……。

分け方はざっくりで構いませんし、ご自身でアレンジしてもらって大丈夫です。大切なのは、似たような作業をまとめてできるような書き方にすること
いろいろな分け方を試してみましたが、私自身はこの4種類に分けるのが一番捗ります。
分け方

なお、時間帯で考えるのもおすすめです。
これは、私が実際に使っているシートで、4分割メモをさらにブラッシュアップしたものです。全部で7つの欄があります。右側4つが、ここで紹介した4分割メモになっています。

まいにちシート

ポイントは左側。こちらは時間軸で3つに分かれており、「朝」「基礎」「夜」を意味する欄があります。ここに書いてあるのは、毎日必ず行う家事です。

何度も書くのが面倒だったので、あらかじめ印刷したシートを作ってみました。Excelが得意な方は、こうしたシートを作っておくと、毎日することは一切書かなくてよくなるのでとても捗りますよ。

1日2回、リストを見る時間をつくるのがおすすめ

1日2回

リストを作るだけで満足してしまった経験はありませんか? 私は多々あります。そこで今は、一日に2回、リストを見る時間を決めるようになりました。

朝と夕方(または夜)、自分の都合のいい時間帯を決めます。そして、5分だけ制限時間をつくり、タスクの進捗確認と、新しいタスクを考えて書き出していきます。
私は自宅で仕事をしており、通勤がないため、朝9時と夕方16時をチェック時間に設定しています。

その時間になったら、忙しくても手を止めて、これからやることを確認し、どんな順番でやっていくのかなんとなく計画を立てます。

すると、リストを確認する時間を作る前よりも、家事や仕事が捗るようになりました。やることを把握できるのもそうですが、疲れてやる気がないな……というときも、「時間になったからリストを見よう」と重い腰を上げられるようになったためです。

日々のタスクは多々ありますが、それを行動別に書くだけでわかりやすく、これまで以上に取り組みやすくなりました。育児や仕事、家事などさまざまな”やるべきこと”に追われている人は、ぜひタスクのメモの仕方を変えてみてはいかがでしょうか?

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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