基本の材料と道具
基本の材料
油……大さじ1
レンコン……約190g(前後しても問題なし)
鶏ひき肉(他のお肉でもひき肉ならOKですが鶏が一番アレンジしやすいです)……約460g
合わせ調味料(中華だしなどお好み)……大さじ1(お好みで量を調整)
アレンジ材料に使えるもの(全てお好み量)
根菜
白だし
とろけるチーズ
冷凍野菜ミックス
冷蔵庫の余り野菜
卵
ゴマやシソなど肉団子自体に混ぜられるもの
塩胡椒やクレイジーソルトなど合わせ調味料
基本の【レンコン肉団子】の作り方(調理時間:15分程度)
⒈レンコンの皮を軽くピーラーでむき、厚さ10mm以下程度にスライス(雑でOK)する。
※ この工程、実は飛ばしてレンコンを塊のまま2にしてもOK。ただし叩き続けると音がうるさいので、我が家では短時間で叩けるようスライスしています。
⒉ジップ袋にスライスしたレンコン、合わせ調味料、鶏ひき肉の順で入れる。
鶏ひき肉とレンコンの間に調味料がきていることがポイントです。端に調味料があると短時間でまんべんなく混ざらなくなります。
⒊袋の上から棒で叩く。
レンコンがざっと1cm以下程度まで砕けていれば歯ごたえがある方。細かく砕くほど成形はしやすいです。
⒋袋の外からよく揉み混ぜる。
調味料がしっかり全体に混ざるように揉み混ぜのがポイント(カレー粉の色がしっかり馴染んで消えている)。
しっかり揉むと、レンコンのムチレージ(ムチンと書かれているレシピがありますが、ムチンは「動物性の粘素」。ムチレージは植物性の粘性のある糖タンパクでレンコンを切ると繊維のように見えるもの)がしっかりお肉と混ざってお肉がまとまりやすく、焼いている途中で崩れないので重要です。
⒌袋の下片方を3cm前後でナナメにカットする。
あまり小さいと、レンコンが引っかかるので注意。
⒍油を敷いて温めたフライパンの火を一度消して、カットした部分から中身を絞り、スプーンですくってフライパンへ。
⒎中火程度で表裏を焼き、それぞれ少し焼き目がつき、中まで火が通ったらできあがり!
おすすめアレンジは?
そのままで、ソースなどで食べても、歯ごたえがあり食べ応えもあってよいのですが、本当に「何にでも入れられる」のがこの肉団子のよいところ。
作り方でレンコンの食感がまた変わってきて面白いので、いろいろなアレンジを楽しんでみてください。
我が家で実際に作ることの多いアレンジをご紹介します。
・根菜の煮物
かぼちゃや大根などの根菜を一口大にカットし、【レンコン肉団子】を適量入れ、圧力鍋に白だしなどを入れ普段の煮物の調味料を入れ、5〜10分ほど圧力調理したら完成!
煮ることで、レンコンがより柔らかく、ふわっと変わって来るのですが味も染みやすくて馴染みやすく。この肉団子は煮崩れしにくいので助かります。
・焼き野菜チーズ添え
冷凍野菜ミックスをフライパンで加熱、とろけるチーズを入れ、溶けたらすぐに【レンコン肉団子】にかけてできあがり。おつまみや、お弁当のおかずとしても重宝します。
・レンコン肉団子中華卵スープ
深鍋に、中華だし、【レンコン肉団子】冷蔵庫の余り野菜を入れ加熱。
沸騰し野菜が柔らかくなったら、溶き卵と春雨を入れ再沸騰させます。
生姜チューブをプラスすれば、寒い日の朝晩にもおすすめです。
栄養的にはどうなの?
レンコンは栄養素的にはビタミンC、植物性の糖タンパク「ムチレーゼ」、他カリウム、カルシウム、ポリフェノールの一種であるタンニンなどが含まれているのだそう。
薬膳の「食薬」としては、生食では喉を潤し、加熱後は便通が悪い場合によいと言われ、鶏肉とレンコンはともに滋養によいとされています。
どうしても巣篭もりで便通は乱れがち、ストレスで胃腸も弱りがち、という方にはうまく取り入れたい食材です。
※薬膳の考え方は一部諸説異なる場合もあり、これにより病気等が治るものではありません。症状が重い場合には医師に相談してください。
まとめて作り置きがおすすめ
子どもも大人も食べやすく、かつ作り手は作り置きやアレンジバリエーションが多くて便利なレシピです。
実際に週に1度まとめて作り置きしていますが、家族にも評判がよいです。
慣れたら、ゴマやシソを混ぜてみたり、調味料の量を調整するなどして「自分好み」にもっとアレンジを加えて是非試してみてください!