【クイズ】「割愛する」正しく使えてる?意外と誤解している言葉

カルチャー

2021.12.01

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答え:「惜しいと思うものを手放す」

故郷出典:www.photo-ac.com

「割愛する」の正しい意味は「惜しいと思うものを手放す」という意味です。
「割愛する」の意味を考えると、正しい使い方はどうなるのでしょうか?

正しい使い方は「非常に重要だと思っている物事に対して」使います。
「ラーメンが食べたかったけど、人気店で行列ができていたらか割愛しよう」などと使うときは、「ラーメンをできれば食べたかった」と、本人はとても食べたかったのに惜しいという意味になります。

”不要なモノを切り捨てる”と理解していると「食べたかった」という気持ちがわからないこともあるかもしてません。”予定変更”とさえ、理解されることも考えられます。

「割愛する」という言葉の語源は、仏教の用語です。
”人や物事に対する愛着の気持ちを断ち切ること”を言い、出家する際に、離れることになる家族や故郷への愛着を断ち切るという意味で使われます。

語源から漢字の意味を考えると、話した相手が何を伝えようとしているのか気持ちをくみ取ることができますね。

参考:文化庁月報「割愛する」ときの気持ち

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著者

ayako

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