なかなか家が片付かない人が、モノを取っておく前にするべき1つのこと#整理収納コンサルタント直伝

家のこと

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2021.12.10

みなさんは「片付け」と聞くと何から始めるイメージがありますか? 「モノを捨てる」と答える方が多いかもしれませんが、捨てることに抵抗がある人もいますよね。整理収納コンサルタントのおおのよりこさんによると、「捨てる」ということから始めなくても片付けはできるとのこと。詳しくお聞きしました。

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すぐに捨てられないのなら無理に捨てない

すぐに捨てられないなら無理にしない出典:www.photo-ac.com

片付けを始めようとすると、「捨てる」ということから始める人はとても多いです。
私はさまざまなお宅に訪問してお片付けサービスを行っていますが、「これを機に捨てます」とおっしゃる方も多い印象です。

もし捨てることに抵抗があるのならば、無理に今捨てる必要はありません

使っていない理由を挙げてみる

使ってない理由を挙げてみる出典:www.instagram.com

まだ使えそう、高かったからもったいない、また使うかもしれないし……などなど。
「なぜ捨てられないのか、なぜとっておくのか」を考えてみると、きっと理由はいくらでも出てきますよね。

まずはモノを取っておく前に、そのモノを「使ってない理由」を挙げてみましょう。
別のがあるけど取っておく、壊れているけど取っておく。それはなぜでしょうか?
その理由がきちんとあって、自分が納得できているのならば無理に手放す必要はありません。

捨てない理由に責任を持つ

「捨てない=闇に葬る」ではないので注意!出典:www.instagram.com

無理に捨てる必要はありませんが、捨てないでとっておく以上は、その気持ちに責任を持ってほしいのです。
使ったり意味を持たせたりしてこそ、そのモノは力を発揮します。

モノと向きあったときに、さほど理由がない、責任も持てないというモノは、潔く手放していい、ということにきづいてほしいと思います。

そうして残ったモノは、忘れずに使いましょう。満足するまで使ったら、納得して手放せる日がきっと来ます。

「捨てない=闇に葬る」ではない

もし特に理由もなく「捨てたくない」と思うのであれば冷却期間を設けましょう。
「今すぐに」と言われると捨てられなくても、少し時間を置くと「捨ててもいいかも」と思い直すことは珍しくありません。

「捨てない=闇に葬る」ではありません。残すと決めたモノは、忘れずに使いましょう。
片付けは必ずしも「捨てる」ということから始める必要はないんですよ。部屋を片付ける際に捨てなきゃ……と暗い気持ちになっている方がいたら、ぜひ思い出してくださいね。

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著者

おおのよりこさん

おおのよりこ

片付かなくてお困りのおうちへご訪問をして、片付く仕組みや家族みんなが暮らしやすい空間を、整理収納で叶える整理収納コンサルタント。 ちょっとしたことでもストレスが減り快適になる、家族みんなが笑顔で暮らせる、それが片付けのメリットという信念とともに、「片付けは苦行ではなく楽しむもの」という考えを普及すべく活動中。

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