冷凍ご飯が余る問題
足りないと困るからと少し多めにご飯を炊き、余って食べきれないご飯を冷凍する。
どのご家庭でもやっていることだと思います。でもそんな冷凍ご飯、気がつくと冷凍庫の中にたくさん……。解凍してそのまま食べようとすると、あまりおいしくないですよね。
炊きたてのご飯は、もっちりと水分をしっかり含んでいますが、炊いたご飯を冷凍すると水分が飛び、粘りも少なくなります。ですので、そのままご飯として食べるとあまりおいしくないと感じることも。そこで、冷凍ご飯のマイナスポイントを、生かして調理すれば、冷凍ご飯もおいしく食べることができます。
【活用方法.1】チャーハン
水分と粘り気が少ない冷凍ご飯の特性を生かして楽しむレシピには、チャーハンがあります。チャーハンはご飯1粒1粒がパラパラした状態だととてもおいしいですよね。水分の飛んでいる冷凍ご飯はチャーハンに合う状態になっているので、冷凍ご飯の活用法としておすすめです。
【活用方法.2】パスタソースで簡単リゾット
水分が少ない冷凍ご飯は、ご飯をスープと一緒に煮て水分をご飯にしっかり含ませれば、おいしくいただけます。市販のトマトパスタソースと冷凍ご飯を一緒に煮て、パルメザンチーズを振りかければ簡単リゾットのできあがり！ お昼の時間がないときも、本格的な料理を作ることができます。
【活用方法.3】肉巻きおにぎり
おにぎりといえば、もっちりとした炊きたてご飯で作るとおいしいですが、冷凍ご飯でもおいしいおにぎりを作ることができます。おにぎりの中でも、肉巻きおにぎりはいかがでしょうか。少し小さめに冷凍ご飯を作っておけば、凍ったままの冷凍ご飯に豚肉のスライスを巻いてフライパンで焼き、焼肉のたれで味付けすれば簡単に肉巻きおにぎりを作ることができます。焼いている間に冷凍ご飯が解凍され、お肉からでる脂と焼肉のたれをしっかり吸い、しっかりと味のついたおかずおにぎりができあがります。
冷凍ご飯のおいしくない理由を逆手にとって活用すれば、満足度の高いレシピを作ることができます。もし冷凍庫の中に冷凍ご飯が残っているなら、ぜひ試してみてくださいね。
