ごぼうのコクで濃厚なポタージュに
冬においしい根菜の代表格、ごぼう。きんぴらなどが一般的ですが、そのコクと香りはあったかポタージュにもぴったりです。野菜の旨みを引き出す重ね煮と合わせれば、出汁やバターなどがなくても濃厚に仕上がります。
胃にも優しくお腹も満足。「野菜だけでこんなに味が出るの?」とびっくりなポタージュを作っていきましょう。
ごぼうのポタージュ
ポタージュの素を重ね煮で作って、炒めたごぼうと一緒にブレンダーに。野菜のうまみが全身で堪能できる逸品です。
材料4人分
・ごぼう‥‥‥100g
・ごま油‥‥‥大さじ1
・豆乳‥‥‥‥400ml
・塩‥‥‥‥‥小さじ1
(ポタージュのベース)
・じゃがいも‥‥‥250g
・玉ねぎ‥‥‥‥‥150g
・にんじん‥‥‥‥ 70g
・塩‥‥‥‥‥‥‥少々
・差水‥‥‥‥‥‥100ml
作り方(ポタージュの素の重ね煮)
1. 野菜をカット
じゃがいもは皮を軽くむいて5mmくらいにカット。玉ねぎはざっくりとくし切り、にんじんは皮付きで細めにスライスします。後でブレンダーにかけるので形は適当でOK。
2. 重ね煮を作る
鍋底にひとつまみの塩を振り、じゃがいも→玉ねぎ→にんじんの順番で重ね、人参の上にもひとつまみ塩を振ります。差し水を鍋ふちから入れてふたをして強火にかけ、差水が沸騰したら弱火にして15〜20分ほど重ね煮にします。
3.混ぜて保存
にんじんが柔らかくなったら優しく混ぜてできあがり。タッパー等に移します。
作り方(ごぼうのポタージュ)
1. ごぼうを炒める
ごぼうを皮付きで斜めに薄くスライスし、ごま油で色よく炒めます。
2. ポタージュにする
炒めたごぼうと重ね煮で作ったポタージュの素100〜150g、豆乳、塩をブレンダーに入れてよくまわし、鍋で弱火でかき混ぜながら温めてできあがり。お好みで茹でた菜の花などをのせます。濃度が濃い場合は豆乳か水でのばし、塩で調整します。
残りはグラタンやトーストにアレンジ
ポタージュの素の重ね煮を200gにすれば濃度が上がり、グラタンやリゾット、トーストのペーストなどにアレンジできます。また、ごぼう以外にもかぶやアスパラなどと組み合わせても美味。季節の味わいが楽しめます。
残りのポタージュの素は冷蔵庫で保存して、使いたいときに刻んでカレーやシチューのベースにもできます。忙しい年末年始の心身お助けポタージュ。ぜひお試しください。