オキシクリーンとは?
今回特集するお掃除の場所は、洗面所のお掃除。
ホコリやぬめりのついた洗面台トレーやボウル、床までオキシクリーンを使ってキレイにします。
使用したのは、アメリカ版オキシクリーンです。
今回は洗面ボウルをおけ代わりにして、お湯とオキシクリーンを溶かした「オキシ溶液」をつくります。
そうすると、細かいモノまでまとめて漬け置きできて、洗面台ボウルもキレイになって一石二鳥!
またそのオキシ溶液を使って、洗面台や床の拭き掃除もできます。
それではさっそく、ムダなく効率的に使えるオキシクリーン掃除術をご紹介します。
オキシクリーンとは?
オキシクリーンは、酸素系漂白剤です。
衣類の洗濯から、キッチン、浴室、トイレ、リビングから玄関まで、さまざまな場所の掃除に使えるマルチな洗剤です。
主成分は、過炭酸ナトリウムと炭酸ナトリウム。
漂白と消臭効果があり、汚れもしっかり落ちる万能洗剤です。
オキシクリーンには、アメリカ版と日本版があります。
アメリカ版は香料があり、界面活性剤が入っています。
それとは逆に日本版は、無香料で界面活性剤が入っていません。
界面活性剤とは、「浸透作用」「乳化作用」「分散作用」という3つの作用があり、汚れを落としやすくする成分です。
洗浄力が高く泡立ちがあるのがアメリカ版。
微炭酸な洗浄で、より環境にやさしく安全性が高いのが日本版。
お好みのオキシクリーンを選んでみてくださいね。
参考:オキシクリーンとは
オキシ漬けについて
オキシ漬けとは、オキシクリーンをお湯で溶かし、酸素の力で汚れを落とす漬け置き洗いのことです。
オキシ漬けのコツは、
・お湯の温度は40~60度に設定。
・よく溶けるように混ぜる。
・漬け置き時間は、20分から最大6時間まで。
・最後に流水でしっかり洗い流す。
洗面トレーをオキシ漬け
洗面ボウルにお湯を入れ、オキシ溶液を作ります。
(お湯の温度は40~60度。)
洗面ボウルでオキシ漬けすることで、洗面ボウルまでキレイになりますよ。
あとは汚れの気になるトレーを漬け込むだけです。
オキシクリーンの酸素の力が汚れを浮かび上がらせてくれます。
わたしは1時間ほど漬け置きしました。
オキシ漬けが終わった後は、水でしっかり流します。
オキシ溶液を使って拭き掃除(オキシ拭き)
洗面ボウルにためたオキシ溶液を使って、洗面台周りを拭き掃除します。
布にオキシ溶液を浸し、絞ります。
そのまま拭くだけです。
ひと通り拭いた後は、オキシクリーンが残らないよう2度拭き(水拭き)をします。
ペーパータオルでオキシパック
洗面台で気になる黒カビ汚れ。
オキシ溶液に浸したペーパータオルを使って、パックをします。
通称”オキシパック”です。
しばらく置いて、その後水拭きをして拭き取ります。
洗面所クッションフロアの拭き掃除(オキシ拭き)
洗面所のクッションフロアもオキシ溶液で拭き掃除をします。
クッションフロアは、目には見えにくい足裏の皮脂汚れ、黒ずみ汚れがあります。少し拭くだけでぞうきんが真っ黒になることも……。
拭き終えた後はくすみ汚れが取れて、明るく感じるほどです。
こちらもオキシクリーンが残らないよう、最後に水拭きをして仕上げます。
オキシ漬けで簡単キレイに!
オキシクリーンを使った洗面所掃除はいかがでしたか?
漬け込むだけ。
その溶液を活用して拭き掃除。
オキシ漬けに使った洗面ボウルもピカピカに。
漬け込むだけで簡単キレイになる”オキシクリーン掃除”、ぜひ使ってみてくださいね。